君は太陽 (ページ8)

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08M side ページ8

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あの日から優斗と私で過ごす時間が増えた。

でもずっと気になってることが1つだけ。

私たちって付き合ってるの？

いやまぁ好きって言ったし優斗からも好きとは言われたけど

付き合おうとは言われてないし…

当の本人はそんなこと微塵も気にしてないようだ。

てかもしかして私の好きと優斗が言う好きの意味が違ってたとか？

優斗は私の前では全然そんな風に見えないけど

仮にもアイドルでそれに最近ファンも増えてきたみたいだし恋愛なんかダメだもんね…

「…い？おーい美嶺！」

『わっ、びっくりしたぁ！』

「俺の話聞いてた？」

『うんまぁ』

「その反応ぜってぇ聞いてないじゃん笑」

『その反応ってなによ！』

「んー？美嶺は嘘つくときこっち見ないから。ずっとお前のこと見てたら分かるわ笑」

なにそれ、バカなくせにそういうとこだけ調子いいんだから。

「なんか悩み事あんの？」

『いや別になんでもない』

「俺に隠し事なしって言っただろ？」

『あーもう！分かった言います！』

「チャハ笑」

『…その、私たちって付き合ってるのかなーって思って、？』

私がそう言えば口をポカンと開けて私を見てくる優斗。

もういいよ。どうにでもなっちゃえ！

「え、逆に付き合ってなかったの？」

は！？

『いやだって付き合おうなんか言われてないし！』

「あーまぁ確かに。」

「じゃあ改めて。僕と付き合ってくれませんか？」

『…優斗のバカ！』

「バカ！？俺めっちゃ頑張ったんだけろ笑」

『…よろしくお願いします、』

「チャハッ笑これで解決だね～！」

「てかそんなことで悩んでたの！？」

『そんなことってなに？！私にとっては超大事なんだけど！』

「いや可愛いなぁって思っただけだってば！」

『バカ』

「あ、照れた笑にしてもさっきから俺にバカバカ言い過ぎじゃね？」

『うるさい、だってバカなんだもん』

「俺の彼女世界一可愛いわ笑」

ムカつく、結局優斗の方が一枚上手じゃん