君は太陽 (ページ1)

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「元気にしてたー？」

「中々来れなくてごめんね？ありがたいことに忙しくさせてもらっててさ笑」

「もうお前がいなくなって三年だぜ？ほんと早いよなぁ」

こうやって話しかければ君の声が聞こえてきそうで。

向こうでも相変わらず俺の声がでかいとかってやいやい文句言ってるんだろうな笑

君の墓参りに来れば必ず君と過ごした日々を思い出す。

君と過ごせたのはたった三年間だけだった。

だけど数えきれないくらい2人で作った沢山の思い出がある。

時々思うんだ。

まだ君が生きてればどんな未来が待ってたんだろうって。

そろそろ前を向けって君は怒るかな？でも君がいない日々はやっぱり少しつまらない。

雑誌のインタビューでも恋人の条件には俺より先に死なない人とか答えちゃうんだよ。

しっかり前を向くのも、君と約束した夢を叶えるのも、

まだ時間がかかりそうだけど気長に待っててね。俺、頑張るから。

でも今日は君との思い出を振り返ることくらい許してください。