君との恋［HiHi Jets］ (ページ12)

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作間「俺に寄りかかってていいよ？」

その方が楽でしょ？

なんて言ってくれる言葉も
幼馴染だから妹みたいに思ってるんでしょ
と可愛くない考えが浮かぶ

貴方「...ありがとう。」

でも、せっかくだから本当は具合い悪くなんてないけれど
学校の最寄りへ着くまでの間
龍斗くんに甘えさせてもらった

入学式から数日経ち、高校生活にも慣れてきたけれど
中学の時と比べて授業の進むペースが早かったり
課題が多かったりと疲れる事が多くて
もうすぐ訪れるゴールデンウィークが恋しくなる

今年は元号が変わる事もあってちょっぴり長めの
10連休だから尚更待ち遠しい

ある日家族で夕飯を食べていると

母「ゴールデンウィーク、せっかくだから2泊3日で友達と温泉旅行する事になったの。」

貴方「よかったね、じゃあその日はお父さんと2人かぁ」

父「たまにはゆっくりしておいで。何日に行くんだ？」

まぁ、何日でも私には関係ないなぁ～
なんてぼーっと考えていると

父「その日は俺も出張で関西の方にいるなぁ...」

貴方「...え？じゃあ私家に1人？」

家事もそれなりにできるし、たかが3日間。
1人で留守番するのも何も問題はない

しかし

「Aを1人で置いていくのはちょっと心配だなぁ」

「もしもの事があるといけないしな」

「3日間だけ作間さん家にお願いしてみようか」

というちょっぴり過保護な両親の話し合いによって
龍斗くんのお家にお世話になるかもしれない事に...

確かに小さい頃はお互いどちらかの家の都合が悪い時は
どちらかの家で預かってもらう
なんて事はあったけれどもう高校生だよ??

流石に断られるだろうなぁ

という予想は見事に外れ

「Aちゃんが来てくれるの久しぶりだから
おばさん嬉しいわ～！」

と龍斗くんママに言われたため
ゴールデンウィーク3日間、龍斗くんのお家で
生活する予定になりました...