お前ら全員整形手術してこい【青葉城西】

到着 ページ43

国見「……ろ。いつまで寝てんだよアホ」


『ん…むぅ……あぃっ！！？？』


目がさめると私はいつのまにか国見によりかかるように寝てた。


『え？！はぃ！？な、ええ！！？？』


国見「寝起きからうるさい」


みんなが移動し始めてるのに国見は全く動いてなかった。

私が寝てたから。


『あ、ごめん。あと、ありがと』


国見「別に。アホヅラ見れて面白かったし」


『ケンカ売って「ぶりっ子は？」ごめんねぇ〜』



くそっ！！

合宿はマネージャーが料理の支配権を持ってるんだ！！


『国見くぅん。夜ご飯、楽しみにしててね♡』


国見「はっ。上等」


こいつだけむっちゃ辛くしてやる。


わさび入れまくってやるぅっ！！！


岩泉「おい、早くしろよー」


『はぁい！遅くなってごめんなさぁい！！』


国見「ぷっ」


そこ笑うなや。


降りると姫子ちゃんが荷物を降ろしてくれていた。


おお！意外と良い子！？


『姫子ちゃん、荷物おろしてくれてありがとうね。とりあえず玄関に運ぼぉ？』


姫子「は？私バスから降ろしたんだからアンタが運べよ(超小声」


は？ふざけんな。


『ダメだよぉ？マネージャーは学校ごとに固まってないとダメだし、私だけで運んでたらサボってるって思われちゃうよ？』


そういうと姫子ちゃんは小さく舌打ちをして、軽い荷物を確認して、ひとつだけ持っていった。

……荷物運ぶのそんなに嫌なの！？


たしかに重いけど…重いけど仕方ないじゃん。
選手を支えるのがマネージャーの仕事だし。


ぶりっ子やめて思いっきり怒りたい……。


でも姫子ちゃんも一応ギャラリーの仲間だしなぁ……。


……今回すっごく疲れそう。

『はぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー……』



私は過去最大のため息をついた。

ツッコミタイ→←バスの席

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す