【鬼滅の刃】引きこもりニートしようとしたら鬼殺の剣士がいらっしゃったようで……？7【逆ハー】

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夕飯を食べ終えて行冥さんと杏寿郎も戻ってきた後。私は出来上がった割り振りを発表した。ざっくりいうと。

一週間目
A班：実弥、玄弥、無一郎(成島宅)
B班：私、蜜璃ちゃん、しのぶちゃん、まきを姐さん、須磨ちゃん、雛鶴ちゃん(自宅)
C班：杏寿郎、行冥さん、義勇、小芭内、天元(駅前ホテル)

二週間目
A班：小芭内、義勇、蜜璃ちゃん(成島宅)
B班：私、杏寿郎、行冥さん、実弥、玄弥(自宅)
C班：宇髄一家、無一郎、しのぶちゃん(駅前ホテル)

私がずっと家にいるのは、やっぱりご近所付き合いの関係だ。ずっとホテルになる天元には申し訳ないけど、まぁそこは我慢してもらおう。


「こんな感じで組んだよ。一週間の中で数日入れ替わりとかそういうのはアリ。でも成島の家以外は基本的に一人一部屋。これは感染対策だから、絶対守ってね」
「なる、しま？」
「俺と胡蝶、時透が来た時、世話になったァ。お前も店行った時に会ってるだろォ」
「…あー、あの人か！なんか賑やかな」
「そう、その人だね。成島のお家は成島と旦那のノリさんが、ノリさんの実家に住んでるの。一人一部屋とはいかないけど、今回は特別に協力してくれるって。その代わり、他に迷惑をかけないこと。あと犬飼ってるから、しのぶちゃんは外しておいたよ」
「い、犬ですか…それは、ありがたいです」


毛のある生き物全般苦手と言い切るしのぶちゃんが、若干顔を引き攣らせていた。


「おい待て。俺がその家に行くとして、鏑丸はどうする。犬などひと睨みで黙らせるぞ」
「それは困る。だから鏑丸は家で留守番」
「…チッ」
「仕方ないでしょう。みんなの希望をある程度叶えた結果がこれなんだから。納得して」
「……仕方ないな、今回だけだぞ」


本当に仕方なさそうに小芭内が納得して、他からも異は出ないのを確認して。


「それじゃぁ明日からね。みんな荷物まとめて」
「Aさん。まとめるのは良いのですが…この家に風呂敷などあったでしょうか？」
「………あ」


そうだ！荷物まとめてそれを入れるバックが圧倒的に足りない！不死川兄弟なんかは大きめのボストンバックでいいかもしれないけど、ホテル組は一人ひとつあったほうがいいに決まってる。


「……明日、買いに行こっか。安いやつ売ってると思うから」
「ついでに買いたいものがある。前に行った…電気屋、とやらに寄れるか」
「え？うん」


(何を買うのかわからないけど)
(とりあえず買い物メンバーを決めなきゃ)

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