Story299 ページ12
嫁ズも加わり、皆でこたつを囲む。茶を啜りながら、しのぶちゃんがこちらを見て笑った。
「まぁ、皆さんそれぞれが、魅力的ですからね」
「そうよね!煉獄さんはいつも燃えるように熱い心をお持ちで、責任感も強くて、部下のこともよく気にかけてくださるとても良い方だわ!キュンキュンしちゃう!」
「時透君は、年齢を感じさせない大人っぽさがありますね。冷静なんですが…それに反して、とても子供っぽく…ああ、そう。ぎゃっぷもえ、というやつですね」
「普段は冷静沈着な時透くんが宇髄さんに向けてアッカンベーしていた時は、可愛すぎてキュンキュンしちゃったわ!」
「それで天元様は、今語った通りとても素敵な方です!」
「頼り甲斐のあるお兄様気質なんだけれど、派手派手なことが好きなところがまた自分に自信がおありでキュンキュンしちゃうわ!」
「甘露寺様は、いつもキュンキュンされていますね」
須磨ちゃんの合いの手にすらキュンキュンで返す蜜璃ちゃんに、雛鶴ちゃんが苦笑を浮かべる。もう、ほんと一番可愛いの蜜璃ちゃんにだわ。蜜璃ちゃん天使まじ。小芭内、私は小芭内を全力で応援するよ…!後で素敵な蜜璃ちゃんショットを杏寿郎に送っておくからね!…あれ、それって可愛い甘露寺を俺の他に見せるな、的な理由で私が殺されるフラグが立つ…?いや、でもこれは共有せねば!
「前にも聞いた気がするのですが、Aさんとしてはどのような殿方がタイプなのですか?…ああ、優しいと甘えさせてくださるというのは以前お聞きしましたので、それ以外で」
「具体的にいえば、今ここに住んでるメンツの中でってことだよね。そこ、私も気になる」
「まきを姐さん!?いきなりしのぶちゃんとタッグ組んでせめてこないでよ!?」
キラン、と目を輝かせている二人に、思わず壁に背中を貼り付けてしまった。なんで、どうしてこうなる!?
「わ、私はいいの!っていうか私ばっかりずるい!みんなはどうなのよ!?」
「私たちは、天元様一筋ですので」
「素敵だとは思うけど、天元様以上の殿方はいらっしゃらないね」
「むしろ天元様以外認めません!」
「すげーな天元セコム…あれ、なんか使い方違う気がする。でも三人はそうだよねぇ、お嫁だもん。しのぶちゃんと蜜璃ちゃんは?」
「わ、私!?そんな、恐れ多いわ!」
「ふふ、どうでしょうね」
(恥ずかしがる蜜璃ちゃんと)
(微笑んでるしのぶちゃん)
(そう、私はこういうことがしたかった!)
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灯霧(プロフ) - シンヤさん» コメントありがとうございます。いまとてもバタバタしているのですが必ず更新いたします! (2022年7月19日 21時) (レス) id: e0bf1f0d56 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2022年7月14日 2時) (レス) @page47 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - pppさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて光栄です!この先をどう進めていこうかというなは決めているのであとは書く時間だけなのですが…なかなか難しくて申し訳ありません。でも最後までやりますのでお待ちください! (2022年5月23日 14時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
ppp - この作品が好きで最初から何度も読み返してます。更新、なかなか大変かと思いますが、続きを楽しみにしております。 (2022年5月22日 20時) (レス) id: f728de7b66 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - むるさん» ありがとうございます、励まされます! (2022年3月28日 21時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灯霧 | 作成日時:2021年12月4日 15時