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Story146 ページ7

蜜璃ちゃんたちと恋バナトークをした、翌日。仕事から帰ってきた私が見たのは、全力でスマブラをやるむいくん、玄弥くん、蜜璃ちゃん、伊黒さん。


「盛り上がってるね」
「おお、A!帰ってきたか!」
「はい、ただいまです煉獄さん」
「ずっと4人の事を見ているのだが、何をしているのかさっぱりなんだ!説明をしてくれないだろうか!」
「いや、誰かに教えて貰ってないんすか」


教えてあげてよ誰か!


「まぁ4人が楽しそうだから、それだけでも嬉しいのだがな!」
「そ、そーいうもんですか…」


まぁぶっちゃけ、スマブラは私もよくわからん。こういう体感ゲームって初めてだったから。基本、ゲームはロープレ派だったんですよ。しかも1人で黙々とレベル上げするタイプ。


「それにしても、こちらの世界は本当に平和だな!」
「まぁそりゃ…鬼が居たっていうそちらの世界に比べれば、平和だと思いますよ。残念なことに犯罪は無くなっていませんけどね」
「だが実に平和だ!昨夜走り込みをしていた時など、夜だというのに子供たちが歩くのを見かけた!平和でなければ出来ないことだろう?」
「あー…まぁ。不良かな?でも、そうですね。夜出歩けるっていうのは、平和な証拠ですね」
「実に羨ましいことだ!」


うんうん、と頷く彼を、じっと見る。彼は…いや、煉獄さんに限らず、鬼殺隊の人達は、どうして鬼殺隊になったのか。情報として知ってはいても、そこに伴う感情までは分からない。


「……煉獄さんは、どうして鬼殺隊に?」
「俺の家は、代々炎柱を輩出する家でな!父上の跡を継ぐために、鍛錬に励んだ!」
「でも、それだけじゃ戦えないと思うんです。だって…戦うって、怖いですよね」


私の言葉に、彼は元々大きな目をさらに丸くしてこちらを見た。


「ふむ、Aは戦いを知らぬだろう?なぜそう思う?」
「簡単な話ですよ。戦うことは確かに知りませんが…何かに挑む時って、必ず恐怖がありますから」


それは家族の死を迎えた私が最初に経験したこと。後ろ盾なく会社を…従業員のみんなの生活を背負わなければならなくなった時、とても怖かった。私なんかに、2ヶ月とはいえ務まるものなのだろうかと。……今も、怖い。


「だから思うんです。どうして戦い続けられたのかなって」


(私の言葉を)
(煉獄さんは、まるで噛み締めるように吟味していた)

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ぽっぽ - なんか神様、まどまぎのきゅうべぇ感あるぞ (4月21日 1時) (レス) @page1 id: b2924b43fc (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 慧さん» コメントありがとうございます!まさに夢主もそんな状態だったと思われます(笑)私も書いててちょっと背中がむずがゆくなったのでwww応援ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年4月7日 23時) (レス) id: 94f5b58c39 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢オチだった瞬間、頭から布団を被って暫く出られませんでしたw羞恥と興奮とその他諸々が行き場を失って…wご自愛下さい。お待ちしております! (2020年4月7日 23時) (レス) id: e2c5fada44 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 未光さん» お返事遅くなって申し訳ありません!お気遣いありがとうございます!今はまだ更新停滞気味ですがまた書くので、少しお待ちください! (2020年4月3日 22時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
未光(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します!みんなが幸せになれる世界線を待っていました。毎日楽しく読ませて頂いてます!言葉の遣い方が丁寧で大切に書いてくださってるのが伝わってきます!お身体ご自愛くださいね! (2020年3月27日 2時) (レス) id: 6d662f3b66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灯霧 | 作成日時:2020年3月9日 13時

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