【鬼滅の刃】引きこもりニートしようとしたら鬼殺の剣士がいらっしゃったようで……？2【逆ハー】

Story83 ページ41

「はぁ…なるほどねぇ」


自室に引っ込んだ私は、すぐにパソコンで伊黒さんと甘露寺さんのことを調べた。彼らの経歴、立場、設定されている性格や過去。あーこれは確かに伊黒さんは人間不信になるだろう。それに甘露寺さんにべたぼれ？しているみたいだし、態度の差もうなずける。

一応成島にラインはしてみたものの、返ってこない。さすがに寝ているんだろう。ま、そっちは明日でもいい。伊黒さんが暴れだしそうになったら、さすがにみんなが止めてくれるだろうし…不死川さんのほうが、力強そうだもんね。剣の強さは知らないけど。


「…疲れた」


バタン、とベッドに飛び込む。うーん、ほんと、一難去ってまた一難？…難扱いするのは申し訳ないけど、私は結構忙しい。来週にはお店に叔父がやってきて、父の分の相続放棄の手続きすることにもなっている。まぁそれは、お店で抱えている借金を私が肩代わりできないから、相続放棄という形をとって借金しないで済むように、なのだけれど。
保険の調査員の人の結果も来週だっけ…。ま、そっちは問題ないだろうけど…。来週から田野中さんは復帰できるし、お店は何とか回る。うん、それは大丈夫。


「独りじゃないって、一長一短…」


焼酎をどぼどぼグラスに入れて、ぐっと半分ほど一気に飲んだ。喉が焼け付くが構わない。なんだったら今限定で煙草を吸ってもいいくらいに、疲れていた。せっかく4人で暮らす体勢が整ってきたというのに…また2人？


(なんだろう、なんでこんなことに？)
(…いやもういっそ、来るなら一斉にきてくれ)


―――――――
伊黒さんと蜜璃ちゃん来ました。。
伊黒さんのネチネチ具合と蜜璃ちゃんのキュンキュン具合がうまく出せるといいんですけど…(遠い目)

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