story3 ページ5
「おい貴様！いい加減にしろ！」
「うるせぇな…。昨日も言ったろ。俺は俺の好きなようにやらせてもらう」
「規律を守れと言っている！腕がよければ何をしてもいい、地下街とは違うんだ！」
フラゴンに怒鳴られているリヴァイは、眉を寄せていた。聞くつもりなどこれっぽっちもないが、こうも喚かれては煩くて敵わない。後ろにいるイザベルとファーランの眉間にも、皺。
「俺は貴様らの上官だ！上官の命令には従え！」
「俺より強ければ、従ってやるさ」
「っっ！！！！この、犯罪者風情が！」
「ぁ？今何て言った？」
「おい！俺達をここに入れたのはあんたらだろ！？兄貴に謝れ！」
「イザベルの言い分はよく分からんが、犯罪者風情に負けてるあんたに言われてもムカつくだけだぜ」
「き、貴様ら…！」
怒りに顔を真っ赤にしているフラゴンと、彼を睨み付ける三人。まさに一触即発の空気の中、それは唐突に訪れた。
「はぁっ！」
「っ！？」
突然の殺気と気合いの声に、音速で振り返ったリヴァイが見たものは、靴の裏。一瞬後には、それが顔にめり込んでいた。
「「「なっ！？」」」
気配など微塵も感じなかったのはリヴァイだけではない。フラゴンもファーランもイザベルも、驚愕に支配されていた。完全に固まっている三人を他所に、リヴァイの手がその足を掴む。
「っ、いきなり何しやがる！」
一瞬で体勢を立て直したリヴァイの拳がその人物にあたる前に、鳩尾に衝撃を感じた。地面に倒れ伏した時にようやく、カウンターを食らったのだと理解する。
「オイコラ」
リヴァイの頭にがんっ、と乗せられたブーツは、容赦なくリヴァイの顔面を土に押し付け。
「何年ぶりだ？あ？久し振りだなぁ。顔をよく見せろよ。あ、直接じゃなくていい。今デスマスクを用意してやるから」
(振ってきた声音に)
(驚きと恐怖が)
(俺を支配した)
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灯霧(プロフ) - 777さん» 普通のペンだと難しいとおもいますよー。私も姉に投げつけたいww (2015年7月16日 9時) (
レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 南湖さん» 万年筆のようなものを想定しているので、返しは自作でしょうwwありがとうございます！頑張ります！ (2015年7月16日 9時) (レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
777 - ↓いったい何に使う気ですか;…と言いつつボクも欲しい！弟に投げつけたい！！自分のペンにカエシ付けられるかな… (2015年7月16日 0時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - ペン先に返しがついてるペンってどこに売ってるんでしょう。欲しい← 更新頑張ってください！ (2015年7月15日 22時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - 777さん» 固まらせたかったんです（←草がはえて嬉しい！ (2015年7月14日 23時) (レス) id: 3be15bf116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯霧
| 作成日時：2015年6月27日 8時
