お返し ページ14
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こんな風にきちんと広斗にものをプレゼントするのはこれが初めて
いつも守ってもらってるだけじゃ 何もお返し出来てないからね
広斗「 気に入った。ありがとな 」
広斗がそう言うと小さく笑みをこぼした
そしてすぐにライダースは脱ぎ、クローゼットに大切にしまった
と思ったら急に私を抱き締めて広斗の逞しい胸元に顔を埋められる
「 わっ … びっくりした 」
広斗「 お返し。こんなんじゃ足りないけど 」
「 ふふ、ありがと 」
やっぱり広斗の腕の中は落ち着く。安心して、幸せになれる私の特等席
私も力いっぱいぎゅって抱き締めたら
優しく髪を撫でて “ 柔らか ” って言う
「 広斗、すき 」
広斗「 ふ、何だよ急に 」
好きって言葉よりももっと大きい私の気持ち
でも、愛してるって言葉はちょっと重たすぎる?
いつもそれを言いかけてはやめてしまう
「 広斗は私のこと好き?」
広斗「 当たり前だろ?」
「 ちゃんと言ってよ 」
広斗からの愛情はいっぱいいっぱい感じてる
でも、照れてあんまり言ってくれないから
ちょっとだけ我儘言わせてよ?
” ワガママなやつ ” って呆れたように呟けば
簡単に唇は奪われて、言葉では表せないくらいの甘いキスをいっぱいくれた
「 ん … っ 、ふ 」
強引だけど、激しいだけじゃない
その中に優しさも愛もあって
広斗「 好きだ、つってんだろ 」
言い方は少しぶっきらぼうだけど
耳まで赤くしてるもんだから … ホント可愛い過ぎるの。
私まで照れちゃうじゃんか
身体が熱を帯びた様に熱くなる
広斗「 もっとして欲しそうな顔だな 」
そう言うと私が返事をする前に広斗の方から唇を重ねてくる
自分だってしたかったクセに。
噛み付くように唇に吸い付けば簡単に隙間から入ってくる生温かいモノ
何回も経験してるはずなのにぞくぞくと鳥肌が立って身体が感じてるのがわかる
思わずぎゅっと掴んだ広斗の服
そうすれば彼は満足した様に口角を上げた
広斗「 お前、ホント俺を煽るのが上手だな 」
あっという間にベッドの上に押し倒された私
それからどうなったかは、御察しの通りです
…
雅貴「 あいつら … お兄ちゃんの気も知らないで!」
未だに独り身な雅貴は時々2人を見て拗ねます
そんな日の夕食は少しだけおかずが少ないです
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godhand0702(プロフ) - はい!エロいところ多めにお願いします笑笑 (2018年1月2日 0時) (レス) id: aa2994fdab (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - godhand0702さん» ありがとうございます!ノロノロ更新ですが頑張ります! (2017年12月31日 1時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
godhand0702(プロフ) - もう最高です!!頑張って下さい!! (2017年12月31日 0時) (レス) id: aa2994fdab (このIDを非表示/違反報告)
izumi(プロフ) - ケーキ買いに行ってる雅貴が家に帰ってきたら広斗たちがイチャイチャしてるとこに遭遇しちゃうみたいなお話見たいです! (2017年12月24日 20時) (レス) id: 9661676326 (このIDを非表示/違反報告)
matoi6080(プロフ) - すごく面白くてドキドキしました!更新待ってます! (2017年12月4日 17時) (レス) id: b52810b84d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えびちゃん | 作成日時:2017年8月16日 16時