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『年齢は言わなくて良かったです(笑)』
そう私は軽く拗ねるように言う。
代永「いいじゃん、まだ20代なんだから」
『ギリギリですけどね』
良平さんが手でマイクを持つ振りをして、それを私に向けた。
木村「では、瀬戸A、20代ラストイヤーの豊富をどうぞ」
『豊富ですか？そうですね・・・同期に負けないくらい女子にモテたいと思います！』
少し考えてからそう答えると
斉藤「もう十分モテてるでしょ」
西山「本当本当。そもそも瀬戸が女の子だからツボ押さえまくってて、僕たちの中で1番モテるじゃん」
と、同期2人で小突かれる。
『ええー。そんなこと・・・あるけどー(笑)』
斉藤「ほらぁ」
『それも壮馬くんと西山くんのおかげだよ』
私はいひひと笑う。
西山「嫌味かな」
『いやいや、本当に。ダミヘのこととか技術的なことを私に教えてくれたのは2人だから、感謝してる。ありがとう』
斉藤「素直な瀬戸こわい」
『ちょっと？』
同期たちと楽しく騒いでいると
江口「瀬戸、これ」
と、拓也さんが私に袋を差し出した。
江口「誕生日プレゼント」
『ありがとうございます』
何だろう？と包みを開けてみれば、現れたのはEGUMIパーカーだ。
『これ・・・！』
江口「そりゃ用意しますよ」
拓也さんは優しく笑う。
『ありがとうございます・・・！』
代永「今日1番嬉しそうな顔してる」
隣の代永さんがニヤニヤとそんなことを言った。
『そんな！全部嬉しかったに決まってるじゃないですか！』
慌てて否定する。話題を逸らすために
『てことは、私、夜あそび呼んで貰えるんですね！』
と言うと、同期2人が同時に
「「僕の方が先だから！」」
と声を上げた。
『江口さん、モテモテですね』
私がからかうように言う。拓也さんは頬杖をつきながら、緩く微笑んで
江口「それを言うなら瀬戸だって。十分愛されてるじゃん」
『え？』
みんなが笑顔で私を見ていた。ああ、そうか、私、こんな風に誕生日祝って貰えるのか・・・。
『私、生まれてよかったですぅ』
また堪えきれずに泣き出してしまう。
江口「瀬戸って結構泣き虫だよね」
拓也さんの笑い声が聞こえた。
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ちとせまる(プロフ) - サチさん» サチ様 コメントありがとうございます。励みになります。亀更新ではありますが、また読んでいただけたら幸いです！ (2020年5月30日 11時) (
レス) id: 522d20a6cd (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 初めてコメントします。楽しく読ませて頂いてます。続きも楽しみにしてます(^^)頑張って下さいね！ (2020年5月28日 21時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
ちとせまる(プロフ) - 七海さん» 七海様 コメントありがとうございます。なんと！作者が忘れておりました(汗)瀬戸ちゃんごめん・・・。 (2020年3月9日 14時) (レス) id: 522d20a6cd (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 今日たまたま見始めたら夢主ちゃんがお誕生日という奇跡！w全く関係ないけど、夢主ちゃんお誕生日おめでとう！w (2020年3月9日 10時) (レス) id: 9795adedef (このIDを非表示/違反報告)
りさち(プロフ) - ちとせまるさん» いくらでも待ちます！同じ良平さん推しなんですか？！良かったらボードに書き込みをしてきたのでそちらでぜひお話しましょう！よろしくお願いします！ (2020年2月1日 13時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちとせまる | 作成日時：2019年12月20日 14時
