高校教師～Omi～4 (ページ37)

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ゆっくりと離れた唇
名残惜しくて、臣先生の唇を見つめてた。

『キスはこうやんの。分かった？』

『…………うん』

『ん。じゃあやってみて』

見つめられた瞳に吸い寄せられるように、ゆっくりゆっくり唇を押し当てて、少し開かれた臣先生の口内に、おずおずと舌を差し込んだ。

臣先生みたいに上手に出来ないけど、さっきしてもらったように、絡めたり吸い付いたり

でも、全然気持ちよくなんない。

『上手に出来ない……』

唇を離して臣先生を上目遣いに見ると、余裕そうに笑ってた。

『俺が教えてやるよ』

何度も何度もキスをして、私は夢中になっていった。

『服脱いで』

『えっ？自分で？恥ずかしいよ』

『いいから。脱いで』

臣先生に跨がったまま、ニットを脱ぎ捨てた。

『その可愛いブラも外して』

もう蛇に睨まれた蛙さん状態で、言われるがまま、後ろのホックを外した。

露になった胸を、触るでもなく、ただ見つめられる。
恥ずかしくて、隠そうとした手を掴まれた。

『隠すなよ』

『だって……恥ずかしいもん』

臣先生は口の片方を上げて笑ってる。

意地悪。

『立って』

もう意味がわかんないんだけど、魔法をかけられた私は言われるままに臣先生の足の間に立った。

『脱いで？下も全部』

『ぜ、全部？』

びっくりして目を見開くと、臣先生はクーっと口角を上げて笑ってた。

『ここで？臣先生見てるのに？』

臣先生は笑ったまま首を縦に動かした。

恥ずかしくて目を瞑ったままスカートとショーツを脱ぐ

目を瞑ったまま俯いて、足なんて不自然な内股だし

『……こっち見て』

臣先生の手が視界に入ってきて、顎を持たれた。

ゆっくり目を開いて前を見ると、臣先生の熱い視線とぶつかった。

『すっげぇキレイ』

たぶん、私、顔真っ赤だと思う。
全裸で……
あり得ないでしょ

『A、俺も脱がして？』

はっ？
今日は何のプレイですか？(泣)