HiGH&LOW 〈花屋の女の子〉 (ページ10)

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そうだった！皆さんといるのが楽しくて忘れてた！「むぅぅぅぅ…」、せっかくだしもう少しお話していたいなと唸っていたら、

ヤ「まだ大丈夫だろ？ミキばあが働いてた頃なんてミキばあの気まぐれでしか開店してなかったし」

「え！そうなんですか？」

コ「ミキさんあんま客が来ないんだし開けたいときだけ開ければいいだろってぼやいてたな笑」

お、おばあちゃん……笑

「じゃあ、私もおばあちゃんと同じスタイルで働こうかな！」

私はクスっと笑うと、

ダ「やっぱミキちゃんの孫やな～笑」

テ「そうっすね笑」

ダンさんとテッツさんに笑われた。

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店に戻るのをやめて皆さんとたくさん話をした。電話番号も交換した。もちろん！1番目はナオミと交換したよ！

テッツさん、ダンさん、ヤマトさんと交換した後、コブラさんも番号教えてくれるか不安だったけどちゃんと交換してくれた。

その後も、たくさんいろんな話しをしていると、いつの間にか5時を回っていた。

「もうこんな時間」

楽しい時間はあっという間で、店の片付けがあるから帰らないといけない。

「そろそろ帰りますね」

私はバッグを持って立ち上がり扉に向かって歩いた。

コ「送ってく」

「え！いや、でも、ご迷惑だろうし……」

私は申し訳なくて断ろうとすると、

ナ「送ってもらえ、最近治安悪りぃから」

ナオミに促された。そういえばさっき話しているときも治安が良さそうには聞こえなかった。

「じゃあコブラさんお願いします」

コ「あぁ」

コブラさんは先に店を出た。

「皆さん、今日は楽しかったです。また来ますね！」

私は店に残っている人にそう言うと急いでコブラさんを追いかけた。

扉を閉める直前「俺が送りたかった～～～！」と言うダンさんの声が聞こえた。