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ドカッ！バコッ！
お腹の上の重量が消えた。
目の前に出された手を咄嗟に取って体を起こす。
ヤ「ノボル！」
「ありがとうございます」
この人がノボルさん…
ーーなぁ、ノボルお前には俺達がどう見えてた？
俺達は間違ってなかったそう信じたいーー
前から突っ込んでくる男を殴り飛ばすヤマト。
「ノボルさん！後でお話しましょう！」
私はそう言って向かってくる男を蹴り倒す。
広いところに出て闘っていると皆もいた
コブラの姿が見えて安心する私。
向かってきた男を捻り上げると、コブラの後ろから襲おうとしている人が見えた。
「コブラ！」
私は捻り上げた男を回して遠心力をつけコブラの後ろに投げつけた
コ「ハァッ…さんきゅー」
私はコブラと拳を合わせる。
チ「っしゃあぁぁぁ！」
チハルが叫ぶ、山王連合会が勝った。
ーーその痛みの先にあるのは何だ
俺たちは何の為にその拳を振りかざしていたのか
この時の俺達には大切な事が欠けていた
その先に何があるのか、この痛みがどんな結果をもたらすのか
まだ何も分かっていなかったーー
ヤ「ノボルは？」
私は周りをキョロキョロ探す。
「ちゃんとお礼したかったのに…」
ダ「あいつ、いつ務所から出てきたんや」
「務所？」
コ「あんな事はもう繰り返さねぇ」
そう言うコブラに、この先は踏み込んではダメなんだと悟るA
コ「痛いとこないか？」
「ちょっとだけ！危ないところをノボルさんが助けてくれたから」
コ「そうか…」
ヤ・ダ・テ(自分が助けたかったんだろうな)
チ「良かったな！」
「うん！」
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作者名：ぷーちゃん | 作成日時：2017年12月7日 22時
