18. ページ21
外に出ると学ランの集団と睨み合っていた。
私はダンさんの背中に立つ。
鬼邪高のバンダナを着けた頭っぽい人がヤマトさんにチハルがいるだろと睨みながら聞いてくる。
ヤ「だったらどーした？…確かにチハルは俺が預かっている」
？「だったら早くだせよ」
ヤ「お前らに返すつもりはねぇ」
鬼邪高の人がだんだん近づいてくる。
？「山王連合会は鬼邪高の問題にあやつけた……そうとっていいんだよな？」
鬼邪高の頭の人が少し嬉しそうに聞いてくる。
ヤ「いや！この件は山王とは関係ねぇよ」
ヤマトさんと鬼邪高の頭の周りでは山王と鬼邪高の人が睨み合っている。
ヤ「俺だけの問題だ」
？「はっ！…おいおい！友情ごっこ見にきた訳じゃねぇんだよ、じゃあ山王抜けんのか？」
！ヤマトさんが山王連合会を抜ける！？
ヤ「…やるなら俺だけにしろ」
「だめです！ヤマトさん！」
ヤマトさんの言葉に思わずダンさんの背中から飛び出てしまった。
？「あ、この女！あん時こいつといた奴っすよ村山さん！」
顔を覚えられていたことに少し恐怖を怯えた。
ヤマトさんが私を背中に隠してくれた。
鬼邪高の頭…村山がAに一瞬目を移したあと、ヤマトにむかって「また来るわ」と言って帰っていった。
ーーーーー
ヤ「急に出てくんなよ！危ねぇだろ！」
ダ「そうやで！やっぱり顔覚えられとるし」
テ「あんな危ない場に出てきちゃダメっすよ！」
皆に心配される。でも、私だって
「ヤマトさんがチハルくんを守りたいって思うように私だってヤマトさん達を守りたいって思ってるんです！」
ナ「A…」
チ「………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷーちゃん | 作成日時：2017年12月7日 22時
