検索窓
今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:187,938 hit

▼ 夜空 ページ27

「 まふ〜? 」






 お風呂から上がり、まふが居る筈のリビングに向かったのだが、なぜだかまふの姿がそこには無かった。








「 どこいったんだろ… 」








 寝室にもトイレにもお風呂にもいない。



 いや、お風呂は無いと思ってたけどね?







 うーん、と途方に暮れていると、他に後一ヶ所私の家には別の場所があったことを思い出した。




 多分…ていうかきっと、

 そこにまふはいる。



















「 まふー…? 」









 向かった先はベランダ。






 思った通り、ベランダの柵に両腕を乗せ、空を眺めていたまふがいた。






 声を掛けると、まふはハッと我に返った様子をみせ、私の方を慌てて向く。









「 な、なんですかAさん…! 」






「 お風呂から上がったらまふが居なかったから驚いて探してたんだよ。

  こんなところで何してたの? 」






「 えっ!? あぁ…。

  空を……見てたんです 」






「 へ〜 」








 私はまふのすぐ横に移動し、まふの言う空を見上げる。





 今日の夜空はいつもよりも澄んでいて、空に浮かんでいる星がとても綺麗だった。




 確かにこれじゃあ、まふも見たくなるな。









「 あ、というかすみません…。
  心配をかけてしまって…… 」






 申し訳なさそうに謝るまふ。






「 いいよいいよ。見つかったんだから 」






 星に夢中な私はもう深く考えていない。









 今はもう夜空の星に釘付けだ。









 まふもそれを感じ取ったのか、再び空を眺める。




 私もまふも喋らないこの空間が心地いい。









 その内、どちらからという事もなく、私達はお互い手を握りあっていた。









 お互いの視線は星に向いていたけれど、

 私達の頭の中は相手のことで一杯だった。








▽▼






 もうちょっとで終わりまする。

▼ すきだよ。→←▼ 悩む



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (289 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
613人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ , ショタ化
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

氷華姫雪(ヒョウカヒメユキ) - めちゃくちゃ面白かったです、これからも頑張って下さい応援してます (2020年5月7日 4時) (レス) id: 8b93bdd91a (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き(プロフ) - 宇宙人さん» そう言ってもらえると嬉しいですー!まふ君可愛いですよね!元が良いからどんな作品でも可愛く見えます(*´ω`*) (2018年7月24日 23時) (レス) id: fe7138416d (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き(プロフ) - 雨神@あまがみ えいるさん» コメント遅くなってしまい申し訳ありませんでした!!もしも的な話、書かせてもらいます!!これからも頑張ります! (2018年7月24日 23時) (レス) id: fe7138416d (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き(プロフ) - なおみさん» コメント遅くなってしまい申し訳ありませんでした!orz 書かせてもらいます!! (2018年7月24日 23時) (レス) id: fe7138416d (このIDを非表示/違反報告)
宇宙人 - 作品名だけでわかる絶対まふ君可愛いやつ作品名見ただけで、めっちゃ楽しみ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2018年7月13日 0時) (レス) id: 5735cf3e3a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:納豆巻き | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年2月9日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。