High On Love！？ (ページ36)

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あなたside

「わっ、私、戻りますね、！」

ババ抜きするの待たせてるから
とりあえず出ようとしたそのとき、

平「…俺、"オトコ" だよ？」

そう言った瞬間、腕を引っ張られ、、、

気付けば
目の前には鼻と鼻がくっつく位に近い
平野先輩の顔。

壁には、"戻らせない" かのように
私の右手を押さえつけた平野先輩の手。

いわゆる壁ドン、だ。

髪が濡れてるのもあって
色っぽく見える。

時間が経てば経つほどに
色気を帯びたその目から
逃れられなくなってる気がする私。

平「…」

平野先輩、、何も言葉発しない…。
一体どうすれば…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

紫耀side

意識してくれてるのか
見てはいけない、って思ってるのか

それは分からないけど、

……このシェアハウスで2人きりになるなんて
そうそうない。

出会って…すぐ？くらいの頃から
ずっと好きだったんだけど
2人きりになれるときなんてほぼなかった。

あっても、あえて手を出さなかった。

でも、今、チャンス。

「…俺、"オトコ" だよ？」

そう言ってすぐ
Aちゃんの腕を引っ張って
逃げられないように壁ドン。

びっくりしてるのか、
ずっと見つめてくるAちゃん。

…ほんっと可愛い。
このままいじめたくなる。
でも嫌われたらイヤだから、、今回は我慢。笑

同時にパッと離れる

あ「…？」

なんて言おう…あ、

「……こうゆうことされるかもしれないから
気をつけてね？」頭ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

…俺が1番しそうだけど。笑

あ「あっ、えっ、と…はい…！」

そう言うと、小走りで戻って行った。

…

他の5人は "まだ" 出てない。
どう出るんだろう？楽しみだなぁ…ﾆﾔｧ

でも、負けないよ？誰にも。