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着いたのは､海辺だった｡
この時間帯だから
特別に何かが見えるというわけでもない､
何の変哲もない海辺｡
まだ昼頃だからか人は多く､
中には手を繋いで歩く親子の姿も見える｡
｢…｡｣
広｢…なぁ｡お前の過去に何があったか｡
良かったら俺に聞かせてくれよ｡
そんな悲しそうな顔して
溜め込んでんじゃねぇ｡
俺に､雅貴に話せ｡｣
私は過去の全てを広斗に話した｡
両親が首を吊ったこと｡
無名街で過ごした日々のこと｡
昔､傷つけてしまったことが
きっかけで､悪魔と呼ばれるように
なってしまったこと｡
その全てを｡
広｢………｡お前､強いな｡
ガキの頃にそれだけの経験しといて､
よくここまでこれたもんだよ｡｣
私の頭を数回撫でる｡
その微笑みは本物の兄そっくりで､
私はこの人の家族になる
運命だったんじゃないかと思えて
しまうほどだった｡
神様が私に与えてくれた数少ない幸せ｡
それはこの人の家族になれること｡
広｢俺はお前を一人にしたりしない｡
安心して雨宮を名乗れ｡
だけど､一つだけ条件がある｡｣
｢なに？｣
広｢俺達のそばを離れるな｡
決してひとりで背負うな｡
俺達兄弟だろ？｣
そういって拳を突き出す広斗｡
私はその数々の修羅場を潜り抜けてきた
たくましい拳に､軽く
自分のものを打ちつける｡
広｢……なぁ､A｡
お前､俺の女になる気はない？｣
兄弟だと思っていたはずなのに｡
彼の口から出てきた言葉は
兄弟の垣根を越えろと､
そう誘っているようだった｡
｢…は？｣
なんでだろう｡
兄だと思っていたはずなのに､
どこかこの展開を
予想していたような自分がいる｡
そして､それを
喜んでいる私がいるのも事実だった｡
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ニカ姫 - ハイロー大好き広斗とタケシとコブラ大好き (2017年5月25日 19時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
レイにゃん＠JSB*omi(プロフ) - あぴんぬ〃さん» いえいえ(≧∀≦)こちらこそ､新年早々こんな嬉しいコメントありがとうございます!!公開待ってます…m(_ _)m何か質問等あったら気軽にコメント下さい(^-^) (2016年1月1日 12時) (携帯から) (レス) id: 093814bcbe (このIDを非表示/違反報告)
あぴんぬ〃(プロフ) - レイにゃん＠JSB*omiさん» わあああ本当ですか（；＿；）では、公開する際にはご連絡しますね＼(^o^)／ まずはsweet nigntのリクエストを消化させていただきますね！年明け早々失礼しました（；＿；）ありがとうございます！ (2016年1月1日 12時) (レス) id: 8031c0826e (このIDを非表示/違反報告)
レイにゃん＠JSB*omi(プロフ) - あぴんぬ〃さん» そんな失礼だなんて…!!とても嬉しいです!!!!ありがとうございます!!もし描いていただけるならばお願いします!!お褒めいただき光栄です…(T^T)勿体無いお言葉ですが､仮にそうしていただけるのならば是非!!! (2016年1月1日 11時) (携帯から) (レス) id: 093814bcbe (このIDを非表示/違反報告)
あぴんぬ〃(プロフ) - コメント書き込めなくなってしまったので続きは後ほど述べさせていただきますね。長くすみません…！ (2016年1月1日 11時) (レス) id: 8031c0826e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイにゃん | 作成日時：2015年12月6日 2時
