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好きの繰り返し ページ21

日向side

今日はこの前の天気から一変して、よく晴れた青い空が広がっている。気温も少し高くて法被を着ていると暑く感じる。

日向「あー…あちぃ…」

『そうですねぇ…』

Aも流石に暑苦しいようで、今はタンクトップに薄手の七分袖のパーカーを羽織っている。……正直、俺の理性をぶち壊すのには十分な格好だった。もうパーカーの意味がないくらい肌を露出して無防備な格好でいるんだから。

日向「…なあ、A。もう少しちゃんとパーカー羽織った方がいいんじゃないか?」

『ええ…暑いんですもん。ほんとはパーカー脱ぎたいくらいですけど、それは日光受けすぎてしまうので…』

日向「はあ……お前なあ…」

パーカーは脱いじゃダメだ。俺、ほんとに我慢できなくなる。

『んー…眠い…』

日向「…A?」

いつの間にか、俺の肩に頭を預けて寝ているA。こうして見ると本当に人形のように綺麗だった。Aのその綺麗な白い髪を撫でる。

『んぅ…( ´〜` )』

日向「ふっ笑」

ふにゃっとした笑みを浮かべたAに俺も微笑みながら、ゆっくりとAと俺の額を合わせる。

日向「A…」

しばらく目を瞑って額を合わせていた後、

日向「…好きだ」

と言ってそっとキスをした。顔を離すと、みるみる赤くなっていくAの顔。

日向「ふっ笑起きてたのか。」

『…今起きました///』

日向「そうか笑」

するとAが急に抱きついてきた。

日向「どうした?」

俺が頭を撫でてやると、顔を上げて俺を見てくる。

『…日向さん』

日向「ん?」

『…好きです』ボソッ

日向「…は?」

恥ずかしそうに小さな声でそう言った。Aから言ってくるなんて珍しい。

日向「珍しいな。Aからとか」

『そりゃ私だって好きって言いたい時くらいあります…』

日向「ふっ笑可愛い奴だな笑」

『可愛くないで…んっ…』

言いかけたAの唇を塞いだ。酸素を求めて少し口が開いた隙をついて舌を入れる。

『んっ…ひゅ、が…さ…』

日向「ん…」

口を離したその間を糸が結ぶ。茹でダコのようになったAの顔にそっと触れてまたキスを落とし、ぎゅっと抱きしめて

日向「…大好き」

と呟いた。

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設定タグ:HiGH&LOW , 達磨一家 , 日向紀久   
作品ジャンル:恋愛
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青龍 葵(プロフ) - このまま停止中でしょうか?更新はされないんですか?それとも完結されていたのでしょうか? (2017年5月28日 4時) (レス) id: 9fa842af4b (このIDを非表示/違反報告)
TibeSuna(プロフ) - いきなりすみません。ハイローの日向は私も大好きです^^夢主ちゃんの設定はアルビノなんですよね?最初の設定では小麦色となっているのに、日向は白っぽいと言っていますが、どちらにしても髪に色が付いているのは少し違うような気がします…。 (2016年11月7日 17時) (レス) id: 49e4ec4063 (このIDを非表示/違反報告)
さっつん - 紅麗さん» はい!ご期待に添えるように頑張りますね! (2016年9月6日 23時) (レス) id: e48d8c3e9c (このIDを非表示/違反報告)
紅麗(プロフ) - さっつんさん» 話の内容等は、さっつんさんにお任せします!m(_ _)m (2016年9月5日 18時) (レス) id: 55e969a802 (このIDを非表示/違反報告)
さっつん - 紅麗さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!ライバル的な感じでしょうか!?色々考えてお話にしますね!!ありがとうございます!! (2016年9月5日 13時) (レス) id: e48d8c3e9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっつん | 作成日時:2016年7月14日 0時

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