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救世主? ページ12

実に美味しかったご飯を済ませ昨日のスーツを着て家を半強制的に出る
昨日の夜には白の壁しか暗くて見えなかったがどうやら屋根は明るい空色らしい
オシャレでふと目につく様なそんな家

ほんとにこれコネシマサンの家か?
仮にもヤクザでしょ...?

荷物はスマホしか持たせてくれなくて財布とかはそのまま家に置いてきた
昨日同様車は居心地が良い
ただ少し違うのは両側にいた2人が私の前にいて横にはコネシマサンがいるということ

流れていく景色を眺めているとポケットの中の携帯が音を立てて振動した

『すみません...!!』

慌てて確認すると案の定仕事場からの電話だった
無意識にため息が漏れる

『はい』

"おいお前!なにがはいだ!遅刻してるの分かっとるのか!!"

流れ出すのはしゃがれた怒鳴り声
思わず少しだけ携帯を離した
あまり好きなタイプの人間じゃないしなんというか、頭の硬い古い考え方の人だからどうも話が合わなくて苦手な人だ

今回はどう考えても私が悪いんだけど

横目で見えたコネシマサンは顔を顰めて私のことを見ている

『すみません、今日仕事行けそうになくて...連絡が遅くなってしまいすみません』

遅刻なんてしたことない
何が正しいのか分からなくてただ怒鳴り声を聞き流す

するとひょいっと手の中から携帯が抜き取られた

『あ、ちょっとコネシマサン...!!』

「ええから。貸せ。
あの、旦那なんやけど、うちの今日体調崩しててろくなこと出来そうもないんで休ませたいんですけど」

冷めた目で淡々と嘘を紡ぐ
漏れて聞こえる声は未だ納得してない様で怒鳴り声は収まってない

「いや昨日は元気そうやったって言っても昨日あんな遅い時間まで呑ませたのあんたらやろ。何を抜かしとんねん
もうなんでもええから今日A休ませるさかい、じゃ」

はぁっとひとつため息をついて私の手にスマホが戻ってくる

『あの、コネシマサン』

「あ?なんや」

『ありがとうございます』

「別に。大したことしてへんし」

そう言ってまたコネシマサンも外の景色を眺めるのに戻ってしまった


ーーー

スランプ気味でろくな文章書けません...
ごめんなさい...

足掻き→←言葉足らず



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プリン - 更新頑張って下さい!!スラスラと読んじゃってあっという間に全部見ちゃいました(´・ω・`)コネシマさんめっちゃかっこいい!続き楽しみにしてます! (2022年4月11日 16時) (レス) @page50 id: 774745bb4a (このIDを非表示/違反報告)
@高橋_Tereta(プロフ) - もう更新はされないのでしょうか…?🥺コネさんかっこよくてスラスラ読んでしまい… (2022年4月2日 1時) (レス) @page50 id: 8dd19441df (このIDを非表示/違反報告)
舞太郎 - もう更新しないのかな、、、、コネさんがかっこいいおはなしでしたねー (2021年10月2日 10時) (レス) @page50 id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
零露 - 更新頑張ってください!自分の名前にしてニヤニヤしながら楽しんでますw(自分キモッ (2020年11月22日 22時) (レス) id: cc26712808 (このIDを非表示/違反報告)
あおみどり - 何度読み返しても面白いです!ゆっくりでも楽しみにしてます! (2020年10月22日 20時) (レス) id: 58294b6a9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美奈花 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月6日 21時

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