今宵、パーティーで踊りましょう【wrwrd】 (ページ13)

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13曲目ページ13

ニコニコと綺麗な笑顔でロボロくんは笑う

｢いや～モニターでは見とったけど実物で見た方が美人さんやなぁ｣

『そんなことは...ないけど』

｢いやいや美人さんやで？｣

なぁ？ペ神？と最も身長差のある男に振ればまたも肯定の言葉が返ってくる
そんなにおだてられたことがなかったから思わず顔に熱が集まる

｢あーロボロがAちゃん口説いとる～｣

｢おいロボロ、童貞やからって人間を口説...｣｢やかましいわ！！｣

被せるように言ったロボロくんは余程恥ずかしいのか赤くなって私に謝ってくる

｢ごめんなぁ、別にAちゃんのこと口説いとる訳やないからさ...｣

『いや、別に、うん。大丈夫だよ』

少年、君だったらまだ大丈夫だ。
そんな恥ずかしいことじゃない。

勿論そんなこと言えるはずもなく笑顔で返しておく

ごちゃごちゃと言い合いを始めながら次の扉へ向かう
変な所に扉付けられたと不機嫌そうにいうロボロくんにどうせ無くなるんやからええやろと冷たく返すコネシマ

ここの人達はほんとに仲がいいらしい

｢AちゃんAちゃん｣

つんつんと肩を叩くしんぺいさんに耳を貸してと言われて言われた通りにするとイタズラっぽい声が耳元で聞こえた

｢当たり前やけどロボロAちゃんより歳上やで、シッマとシャオロンより歳上｣

『え？』

扉が開く音がした