長い悪夢の救世主【wrwrd】 (ページ25)

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25夜目ページ25

｢やぁっと見つけた...!!｣

4人でふわふわとしたお茶会を楽しんでいれば私の後ろから声が聞こえる

その声にみんなは動きを止める
振り返ったらトントンが居た

gr｢い、いや！これには理由があってだな！｣

tn｢理由...俺が納得する様な理由を言って、どうぞ｣

なんだか楽しそうな会話をただ眺めていたら鬱くんが席を立つ
汗を流しながら私の横まで来てくれた

ut｢んじゃ、俺達他も行くとこあるから！
マンちゃん！お茶美味しかったで！またな！｣

ほらほらと背中を押されてベランダを出る
マンちゃんに手を振ったら笑顔で振り返してくれた

あったかい

ut｢訓練所、行こか｣

『うん！』

お城の中を歩いて行って、音が沢山する所に来た
重そうな扉を開けてもらって中に入る

中ではシッマしシャオちゃんが忙しなく動いていた
高い音がするけど何の音かは分からない

2人は私達に気づいてこっちに来た

kn｢お！Aやん！｣

sha｢Aちゃんやー！｣

手を振りながら手に持ってたものをどこかに戻す

『何持ってたの？』

sha｢ん？秘密ー！｣

白い歯を見せて笑う2人の笑顔はお日様みたいで元気になる

sha｢あれ！Aちゃんブタのピンお揃いやん！｣

鬱くんとシッマが横で話してるからシャオちゃんと話す
｢髪切ったんやねー｣って私の髪を見てたシャオちゃんが嬉しそうな顔をする

『そう、マンちゃん付けてもらったの』

sha｢ええことするやんけ。ほら、お揃い！｣

ポケットから出したピンは確かに同じだった

嬉しくなる

私が笑ったらシャオちゃんも笑ってくれて
シャオちゃんの笑顔につられて私も笑う

幸せだなぁ

どの時間も楽しくて顔がほころぶ

kn｢ゾムが切ってオスマンが整えたんやって？｣

鬱くんとお話が終わったのかシッマが会話に入ってくる

sha｢え、そうなん｣

ut｢マンちゃんはまだしもゾムは意外やろ｣

みんなそんな反応をする
ゾムさんは丁寧な人だったけど

kn｢ま、元が可愛いからどうにだってなるやろ｣

ut｢お前ｯ...!!Aちゃんは汚させへんぞ...｣

kn｢汚さんわ！｣

なーって言われたからとりあえず頷いておいた

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更新停止しててすみません！