3夜目 ページ3
8人の男が倒れていく
冴えない顔してんなぁ、だっせ
発砲して出た煙をフッと消し飛ばす
火薬の匂いがふわりと辺りに広がった
それに勝る鉄の香り
元の発信源はここじゃないな
鮮血が流れる前、ここに血は無かった
清潔感の溢れる白。その一色やった
｢さー、どこかなぁ...｣
円状になった部屋から伸びる五つの扉
どこから行こうか悩む
｢んーじゃあココ｣
開けるとそこは理科実験室みたいな部屋になってた
そこにいるヤツらは驚いた顔で俺を見る
みっともねぇ顔
そのみっともない顔のまま、頭に穴が空いて倒れた
次々と中を一掃する
防音になっているのかどれだけ騒いでも他の部屋のヤツらが出てくる事はなかった
｢ここが最後やな｣
ドアノブに手をかけて手間に引く
そこは今までの部屋とは違った
血の匂いがする
それと同時に擦れる金属音
思わず顔をしかめた
二人の白衣の男は俺に気づいとらんようや
ちゃっちゃと殺ろ
心地いい音が2発連続で俺の耳に届いた
倒れたソレを一瞥して男達が見ていた先に目を向ける
破壊しなきゃいけんもんやったらめんどうやし
｢......え？｣
そこにあったのは大きな台
その上には
傷だらけで、骨の様に細い体を持った女の子
その子の手足と首には重たそうなか鎖が繋がっとる
それと台から離れないようにするための金属
そして、色んな所からと止まることのない血が流れていた
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アルラカルラ(プロフ) - はぁー、好き。続き楽しみにしとるな。 (2018年1月7日 21時) (
レス) id: 0913d50311 (このIDを非表示/違反報告)
アルラカルラ(プロフ) - 大先生かっこええわぁ (2018年1月7日 11時) (レス) id: 0913d50311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美奈花
作成日時：2017年12月11日 0時
