愛してんで ((Red ∞ 2)) (ページ12)

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渋谷 Side

また後日の仕事前の時間、事務所に呼ばれた。

何を言われるかと内心ドキドキしながら社長室に入る

『失礼します。』

ｼﾞｬ『You! よく来たね！」

『どうも。』

……やばい。普段はここまで緊張せえへんのに。今の状況で二人はやばい。

ｼﾞｬ「じゃあ早速本題に入るよ。何のことだかは分かってるね？」

さっきまで柔らかい表情だったジャニーさんの顔が真面目になる。

『……はい。』

ｼﾞｬ「まず"結婚"のことについてだね………」

五秒にも満たないレベルの沈黙のはずやのにすごい長い時間のように感じる

ｼﾞｬ「……総意としては、ボクたちはYouの意思を尊重するつもりだよ。」

『………はい。』

なんて言うべきなのか分からんから相槌しか打てない。どうしよ。

ｼﾞｬ「………ただ…Youが結婚したらYouや関ジャニ∞のファンを辞めたり、もしかしたら批判してくる人とか出てくるかもしれない。」

ｼﾞｬ「それも分かった上で考えて。今すぐには決断しなくていいよ。」

批判はまぁいいとして、ファンを辞めるeighterが出てくるって言うんが一番の考えどころ。

eighterのことは信じてるからそんな大勢が離れていくことはないと思ってる。

けど、俺のせいでメンバーに迷惑かかるんやったら嫌や。

『……すいません。もう一回メンバーと話し合って来てもいいですか。』

ｼﾞｬ「……わかったよ。よく話し合ってくるといい。」

『……すいません。』

俺がもしも一人で仕事してるんやったらあの場で即決断してたかもしれない。

…………でも、こればっかりは俺だけの判断じゃ決められへん。

ちゃんと話し合わなあかんな。