はいびーと2(短編集) (ページ10)

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2人と1匹さくたいページ10

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俺は恋人である大昇と同棲している。

ある日、大昇が捨て猫を拾ってきてそこからは2人と1匹の同居生活だ。

恋人なんだからいちゃいちゃしたい。

けど、いつもあいつ(猫)に大昇を取られている。

俺にもかまって欲しい…

大「タマー、ほらご飯だよ～」

「みぃー」

大「ほんと、お前は可愛いな…でも、手からじゃないと食べないなんてわがままだなぁ。」

俺、知ってるんだからな。

大昇が居る時は手からしか食べないけど、普段は普通に食べること。

ほんとに甘え上手過ぎて腹立つよ。

けど、俺がタマに冷たく当たると大昇に冷たくされるもんな(´；ω；`)

龍「タマばっかりじゃなくて俺にもかまって…」

大「あとでね～」

…こっちを見もしなかった

しょうがないな。

最終手段。

龍「かまって欲しいにゃぁ…」

大「さくちゃん、」

さすがに引かれたかな

龍「ごめん、無かったことにして」

大「可愛い！何それ！タマに嫉妬したから猫のまね？」

龍「ちょ、ほんと、聞かなかったことにして///」

大「えぇ、可愛かったよ？」

龍「…可愛いよりかっこいいの方が嬉しい。可愛いのは大昇でしょ？」

大「もー、すぐそうやって可愛いって言うじゃん！」

龍「彼女に可愛いって言って何が悪いの？」

大「恥ずかしいもん///」

何度可愛いって言っても未だに照れるようなところが可愛いなんて言ったら余計怒るかな？

足元を見るとタマがうろうろしていた。

ふ、羨ましいか？

でも、大昇は俺のだからな。

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