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お姫様 いがさく×たい ページ46

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大「いたっ…」


龍「大丈夫?」


大「うん…あ、でも靴壊れちゃったみたい…」


龍「ほんとだ。」


今はレッスン中。


大昇の靴が壊れてしまったようだ。


あ、そういえば俺、予備の靴持ってるじゃん。


龍「ちょっとまってて?予備の靴貸してあげる」


大「ありがとう。」


靴を大昇のところまで持っていき、膝まづいて靴を履かせてあげる。


大「/// さくちゃんおとぎ話の王子様みたい///」


ちょっと意識してたからそう感じて貰えたなら嬉しい。


ふとがりさんと目が合った。


少し悔しそうな顔をしていた。


俺もがりさんも大昇が好き。


大昇がどう思ってるかはわかんないけど、ガリさんに負けたくない。


大昇は俺のお姫様だから。










━━━━━━━━━━━━━━━
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この前のレッスンの日、大昇の靴が壊れてしまった。


作間が靴を履かせてあげる場面はおとぎ話のようで、悔しかった。


だから今日、この前壊れた靴と全く同じ靴を大昇にプレゼントする。


限定品とかではなかったから、今日のレッスンに何とか間に合った。


蒼「おはよ、大昇。」


大「おはよう、がりさん」


蒼「はい、これプレゼント。」


大「え?急にどうしたの?誕生日じゃないよ?」


蒼「いつも頑張ってるから。」


靴が壊れたのだって、それだけたくさん練習してきた証でしょ?


大「わぁ!この前壊れちゃったのと同じやつ!デザインめっちゃ気に入ってたから嬉しい!ありがとう!」


蒼「よかった。まだ新しいから靴擦れとかしちゃったらごめん」


大「んーん、慣れるようにたくさん使うね」


この笑顔が見れたなら同じ靴探し出してよかった。


大昇は俺のお姫様だから、作間には負けたくない。


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作者名:ちぃ | 作成日時:2022年2月2日 22時

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