はいびーと2(短編集) (ページ44)

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吸血鬼いがさくはしみずページ44

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涼とガリさんは過保護だ。

家にずっといるのはつまらないからとカフェのバイトを始めたが、さくちゃんも一緒に働きたいと言うと、

新しくカフェの経営をはじめて見えるところで働くように仕向けるくらいだ。

がりさんが経営、涼が食べ物、さくちゃんがスイーツ、俺がドリンク担当だ。

最近軌道に乗り始め、老若男女問わずたくさんのお客さんが訪れるようになっていた。

が、1つ問題がある。

女性客のほとんどが、涼やがりさん目当てで来ているのだ。

瑞「またデレデレしてるし…」

龍「ね、女性客の接客はできるだけ俺らでするようにしてるけど、限界があるもんね…」

本人たちは自覚がないらしい。

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涼「あ、またあのお客さん瑞稀のことジロジロ見てる」

蒼「目の届くところにいるだけマシかと思ったけど、心配だよな…」

男性客のほとんどが瑞稀やさくちゃん目当てだ。

別になにか悪いことをしてる訳じゃないけど、ふたりともかわいいから心配になる

涼「どうすれば牽制できるだろ…」

蒼「あんまりくっ付くと怒られるしなぁ」