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ある日の野郎部屋
6「あれ、誰もいない…珍しいな」
ガラガラ
7「よ、よう、ろくちゃんひとり？」
6「う、うん…」
廊下では
8「おい、あいつらよそよそしすぎんだろ」
3「仕方ないよ、あのふたりけっきょく何も言い出せずに2週間もたってるもん」
5「きっかけとして2人きりにしてみたけど行けんのか？」
なんて会話が行われていた
６7「「あの！あ、ごめん」」
6「七瀬先いいよ」
7「え、あ、あの、この前はごめん！勘違いで責めちゃって…ほんと酷いこと言ったよな…」
6「いやいや、僕だって殴っちゃってごめん！痛かったよね…？」
7「殴られても仕方ないようなことした俺が悪いから。」
6「でも…あ、じゃあ俺殴って？それでチャラにしよう！」
7「えぇ、殴れるわけないじゃん」
6「かっこいい七瀬の顔に傷つけたんだからそれくらいの罰は受けないと」
7(こんな時だけど、かっこいいって言われるの嬉しいな)
6(サラッとかっこいいとか言っちゃったけど引かれてないかな？)
7「わかった。目、つぶって？」
6「ん。」
ペち
6「え？」
7「ほら、殴ったからこれでちゃらな？」
6「もっと本気で殴っていいよ？」
7「でも、ろくちゃんの綺麗な顔傷つけたくないから。」
廊下組
1「あっぶね、殴り合いが始まんのかと思ったわ」
2「2人とも、仲直り出来たみたいで良かったね！」
4「あのふたりがギクシャクしてるとこっちも気使うもんね」
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作者名：ちぃ | 作成日時：2022年2月2日 22時
