吸血鬼�� はしみず ページ30
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仕事に家に恋人、全てを失ったあの日、変なやつに拾われました。
涼「みずきー？ほら起きて、あさだよ？」
瑞「んん、まだ寝る」
涼「だめだって。いっつもそうやって駄々こねるじゃん」
俺を拾ったのはこの、涼だ。
吸血鬼だ。
俺の血が運命？らしく俺の血をやる代わりに俺を養ってくれている。
涼「おはよ。ご飯できてるから食べよ？」
瑞「ん。ありがと」
こいつと暮らし始めてわかったことがある。
涼はかなり過保護だ。
血をあげているとはいえヒモみたいな状態は申し訳なくて、仕事を探すと言えば、
『瑞稀は家にいるのが仕事！』
と止められた。
せめて家事はすると言っても聞いてくれない。
俺このままじゃぐーたら人間になっちゃうよ。
ある日、涼に『会わせたい人がいる』って言われ2人で出かけた。
入った飲食店で案内された席にいたのは
瑞「え、作間？」
龍「瑞稀くん！」
瑞「うわ、」
いきなり抱きつかれたけど、黙っていなくなったのは俺だし仕方ないかな
涼「え、そこ2人知り合いなの？」
瑞「うん、元同僚」
涼「え、知ってたの？ガリさん」
蒼「いや、急に居なくなった同僚の話は聞いてたけど、まさかはしもっちゃんの運命の人とは思わなかった」
？吸血鬼のことも理解してる人なのかな？
龍「ごめん！俺あの時部長とか色んな人に撤回して貰えるよう掛け合ったけど全然ダメで…」
そんなことしてくれてたんだ
瑞「いいよ、今はこいつが養ってくれてるし」
龍「あ、瑞稀くん助けてくれてありがとうございます。」
涼「どういたしまして？まぁとりあえず座ろ？」
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作者名：ちぃ | 作成日時：2022年2月2日 22時
