はいびーと2(短編集) (ページ21)

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恋煩いゆとみずページ21

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瑞稀くんと優斗は両片思いだ。

いつもすれ違ってて、見てるこっちが「いーっ」ってなる。

最近瑞稀くんは優斗の好きなタイプに近づきたいからと、髪型や服を色々試してるみたい。

多分反応がいいものを探してるんだろうけど、

瑞「優斗ー、今日の服どう思う？」

優「え、いいじゃん！似合ってるよ」

瑞「ほんと？」

優「うん。瑞稀くんなんでも似合うよね」

瑞「…ありがとう」

こんな感じでどんな服きてもどんな髪型でも褒めまくる。

多分優斗にとって瑞稀くんがどんな服だろうが、どんな髪型だろうが好きなことには変わりないんだろう。

好きな人の好きなタイプになりたいと努力する瑞稀くんは可愛いと思うし、

好きな人ならどんな格好でも好きな優斗の気持ちもわかるけど…

涼「なぁ、あいつらいつになったらくっつくわけ？」

龍「いやー、難しいでしょ？」

蒼「俺、龍我に『瑞稀くん服装が迷走してますけどなんかあったんですか』って聞かれたよ…」

涼「本人に聞くんじゃなくてがりさんに聞くあたりほんとに心配してくれたんだね」

龍「でも、理由が恋煩いじゃぁね…」

蒼「先輩の尊厳もあったもんじゃないからとりあえず『俺もよくわかんないけどそっとしておいてあげて』って言うしか無かった」

涼龍「「お疲れ様」」

ほんと、早くくっついてくれないかな

いや、でもくっつかれたら楽屋でイチャイチャしそうでそれもそれで嫌だな…

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お題箱よりリクエスト頂きました。
ありがとうございます！