HiGH&LOW by S. - ４ -

▽ ページ37

、



一方…






テ「Aの達磨時代の写真ゲットぅ〜！」


ダ「うわっ！わか！てか、いかにもヤンチャしてます！！って感じやな。笑」






後日、とあるルートから入手したAの赤法被姿の写真。



赤い唐傘の柄を肩にかけて、こちらに笑いかけている。






チ「てか、とあるルートってなんだよ」


テ「ひ、み、つ」






瑩さん、感謝します…。



とりあえず〜、この写真も先日のラスカルズの衣装と合わせてコブラさんに送っとこーっと。






ダ「まぁ…、やっぱり？AはいつものAが一番やな。たまにはああいう刺激的なんもええけど」


テ「でもでも、学ランとか着たら絶対イケメンっすよね！」


ダ「……、村山に借りに行こか！！！」


チ「何言ってんすか！そこはRUDEみたいなミリタリースタイルでしょ！露出多めのちょいえろミリタリー！」






くぅぅ〜、想像しただけで、いい！！






ナ「お前ら、そろそろコブラに殺されるぞ」


チ「そういうナオミさんは、きっと学ランが似合うと思います」


ナ「はぁ？」


テ「あー！それか、ピンクの特攻服！」


ダ「あかんあかん、ナオミちゃんがそないなもん着たら本気のヤンチーやで」






眉をあげるダンさんの頭が叩かれて、髪がさらっと乱れる。






ダ「った！」


ナ「ダン、まじで一言多い」


テ「ダンさんに彼女ができないのって、絶対それが原因ですよ」


ダ「はぁ？！なんやねんいきなり！！」


チ「女心、わかってないっすもんねー」







クル〜っとチェアごと回転した俺に続いて、チハルも回転。



ダンさんは納得いかないと鼻息荒くして俺たちの前に躍り出た。






ダ「俺かて、かっわいい子に声かけられて、連れていかれたことあるわ！！」


テ「それあれでしょ、ララ」


ダ「ぐ、」


チ「あれは利用されただけっすよ〜。そんなこともわかってないんすか？笑」


ダ「っわ、わかっとるわ！！うるさいねんお前ら！俺もう！怒ったからな！！見とけ！！いつかAよりナオミちゃんよりごっつべっぴんの彼女連れて来たるからなぁ！！」







はて、いつのことになるのやら…。

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