HiGH&LOW by S. - ４ -

番外編４. ページ32

コスプレと情事






A「ん…っ、」






これは…、






A「む、りっ…、だって…」






これは…！！！！！






A「あっ、ああー！」






こぉれぇはぁぁぁぁ！！






扉を挟んだ向こう側、如何わしい声が聞こえてきてDTC三人で扉に耳をくっつける。



中にはAと、突然やってきた雨宮兄。



これは…、浮気じゃないか？！






ダ「これはあかん！！コブラには黙っとこ」


チ「Aさんがそんな方だとは思いませんでした…、」


テ「しかもこんな知り合いだらけのところで…！」





突然ITOKANのドアを乱暴に開けて、「Aちゃん！ちょっと！！」と手を引いてこのITOKANスタッフルームへと姿を消した。



そしてこの状況…！


もう少しでコブラさんたちが来るっていうのに、

なんてこと！！






ナ「あ、」






ｶﾗﾝｶﾗﾝ…






ヤ「ナオミ、飯！」


ナ「おめぇはそれしか芸がないのかよ」


ヤ「あ？……てか、お前ら何してんだよ」






キ、キ、キタァァァァ！！



コブラさん＆ヤマトさんの山王ツートップ！！



そしてAの彼氏ぃ！！






ダ「い、いやぁ、なんもしてへんで？なぁ？」


テ「っそ、そうっすそうっす！こ、こうやって扉に耳を当てるのが、流行りなんすよ！」


ヤ「なんだそれ…」






怪訝な目をこちらに向けてから、すぐにナオミさんに向き直って食べ物を要求するヤマトさん。



ほっと胸をなでおろした矢先、ソファに座り込んだコブラさんからの視線が俺らを射抜いた。






コ「なんかあんのか？」






この扉の向こうにって、ことっすか？

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