HiGH&LOW by S. - ２ -

９２. ページ45

、



コ「意外とあった」


テ「ブッッ」


コ「柔らかかった」


チ「ブッッ」


コ「あ…


マ「やーめーときなさい。それ以上言ったらAに嫌われるわよ」






真顔で下ネタ…、というよりは俺たちが聞いても良かったのか？！というような情報をぼんやりとした顔でコブラさんは言うもんだから。






ダ「想像すんなボケェ！」


テ「痛っ！え？！」






想像しかけていたところをダンさんからの肩パンで現実に引き戻された。






ダ「って、コブラが」


テ「いや、しかけたけど、しかけたけども…！」


コ「…、」


テ「コブラさん！」






すっげぇ白い目で見られた。



は？お前なに想像してくれてんだよ的な目で見られた。



いやでも！！！想像するでしょ！！

第一、想像させるようなこと言ったのコブラさんだし！！






コ「別に香水とかつけてねぇのにめっちゃいい匂いした」


テ「ど、


ダ「想像すんなボケェ！」


テ「痛い！痛ぇ！！ねぇ！ダンさん！？」


ダ「って、コブラが」


テ「ダンさん！！」






なんで二回もくだらないことしないといけないんだよ。



コブラさんが想像させるようなこと言うから悪いんじゃないですか？！ねぇ？！



そうコブラさんに目で訴えるも、グラスを傾けた彼の目が一度も俺を捉えることはなかった。

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