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29. ページ30





ガチャ…






ヤ「はぁっはぁっ…」






それからすぐ、ダンの後に息を切らしたヤマトがやってきた。



入り口ですぐに立ち止まって、店を見渡して。






ヤ「ナオミ…!」






もうずっと俯いたままのナオミの元へ駆け寄る。






ヤ「おい誰が一体こんなことしやがった!!」


コ「っら!!」






声を荒げたコブラの視線を追うヤマトの目が、壁に描かれた白い文字を捉えた。






ヤ「 White Rascals…、なんで連中がここに……」






来るなり黙りこくってソファに座っていたダンに、全員の視線が集まる。






ヤ「ダン、」


ダ「……俺は…、ただ店に行っただけや」


ヤ「店…?」


ダ「知らんかったんやっ。やつらの店やなんて」






先日私がお呼ばれした 彼らの島である HEAVEN に変な女の子に連れられて行ったとダンの口からこぼされて。



コブラは罪悪感に俯くダンを壁に押し付けて、そこへテッツが庇いに入った。






コ「どいつもこいつも…、てめぇら山王潰す気か!!!」






けれど彼がそう怒りを露わにしたことに対し、ナオミが声をはりあげる。






ナ「お前ら二度とこの店にくんな……。出てけ…」


ヤ「ナオミ…」


ナ「聞こえなかったのかよ!!」






彼女がそう言うのは当たり前で、彼女にはそれを言う権利もある。



ゆっくりとITOKANを出て行くコブラに続いてテッツ、ダンと続き、少し間を空けてヤマト。






A「ナオミ………、」






そして私。

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美紀 - ハイロー大好き広斗とコブラとRERNIEとタケシとヤマトとチハル大好き (2017年9月12日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
菜々美(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2015年12月3日 23時) (レス) id: 958f41be4e (このIDを非表示/違反報告)
さきのん(プロフ) - これからも頑張ってください!応援してます!Twitterフォローします! (2015年11月28日 11時) (レス) id: 22c52dfa14 (このIDを非表示/違反報告)
Juna_24. - 初めまして!凄く面白いです!続きが楽しみです!更新頑張って下さい! (2015年11月8日 9時) (レス) id: 0d57ab5fb7 (このIDを非表示/違反報告)
岩田菜々(プロフ) - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしてます! (2015年11月8日 0時) (レス) id: 59eae5e3c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スフィンクス | 作成日時:2015年10月31日 17時

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