HiGH&LOW by S.

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チ「ずっと付き合ってるもんだと思ってました」


ダ「まぁ勘違いされてもしゃーないな。いっつも一緒におるし」






いつものテーブルを囲んだ男どもと、カウンター席に座る私とナオミ。



とっくに閉店したITOKANの窓は闇に輝く街灯の明かりを写していた。






ヤ「一緒に住んでるもんな」






さすが大食い。



お皿に残っていたモノを口の中にかきこみながらそう言った。






チ「え？！」


A「居候」


チ「い、居候？！」


A「まぁ…、いろいろあって」


チ「いろいろ…」






そう何度か小さく頭を揺らしながら私から目を離すチハル。






A「とりあえずお家賃の安い、いい物件があれば教えてください」


ナ「探す気ないでしょ。笑」


A「ふふ。笑」






今日はみんな帰らないつもりなのだろうか、ワイワイと楽しげな雰囲気が漂っている。






ナ「うっさいハゲ」


ヤ「だから！ハゲ言うなブス！」


ダ「まぁた始まったで。笑」


テ「もう半日常化してますよね〜。笑」


チ「笑」






そんな、日常の一枚。






コ「……ぇ、なに」


ダ「あ！起きたでお騒がせコブラちゃん」


コ「…は？」


「「 笑 」」






そんな騒ぎのせいか、目を覚ましたコブラが 状況を読めない と言うような顔で笑い合う私たちを眺めた。

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