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「…あの馬鹿、結構悔しかったみてえで、」
床に倒れた番長の顔を思い出す。今どこでなにしてんだか、
「…もし、またなんかあったら、よろしく」
下げた頭をゆっくり上げると、山王の奴等はみんな微笑んでいて、何だか気恥ずかしくなった。
「大事、なんだな」
「……ナオミ、」
「何もなかったお前が、居場所を見つけたって事が嬉しいよ、それがどこであろうと」
ナオミのその言葉が先程よりもずっと恥ずかしくて、何とか話題を逸らそうと携帯を出した。
「な なんかあった時のアレで、連絡先」
「ああ、お前番号変えたもんな」
それがきっかけに、他の連中とも何故か番号を交換した。成り行きで、コブラとも。良樹にバレたら、やばいかなあ、消されそう。
なんて、番長のことを考えていた矢先、私の携帯が鳴り響いた。
「え いきてた」
財布からお金を出し、ナオミに改めて礼を言う。それから、他の人達にも。
「あざした、テッツも、ありがと」
「 ん、」
「なんかあったらまた来いよ、いつでも作ってやっから」
洋食屋を出て、既に切れてしまった電話を見て溜息をつく。音沙汰無いと思ったら、突然連絡してきやがって。
「……なに、良樹」
『 もう登校時間過ぎてんだけど、なにしてんの 』
登校時間、なんてお前の口から聞くなんて思ってなかったわ。
何故か威張る番長に、適当に返事をして学校へ足を進めた。
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み@音(プロフ) - 橙色唇王子の虜さん» ありがとうございます(;_;)！ハイロー2を観に行った後、恐らく感化されて更新すると思います（笑） (2017年8月21日 1時) (
レス) id: 06ab7b61c3 (このIDを非表示/違反報告)
橙色唇王子の虜(プロフ) - とっても面白いです！更新楽しみにしています！ (2017年8月7日 10時) (レス) id: 46cd618f46 (このIDを非表示/違反報告)
み@音(プロフ) - ひいちやんさん» わ〜〜ありがとうございます！亀更新で申し訳ないです(;_;)時間ができ次第更新しますね！ (2017年6月9日 20時) (レス) id: 06ab7b61c3 (このIDを非表示/違反報告)
ひいちやん - とても面白いです＼(^o^)／番長とヒロインのやりとりがはやくみたいです（笑） (2017年6月6日 20時) (レス) id: 754d44e717 (このIDを非表示/違反報告)
み@音(プロフ) - 美柑さん» わ~~~嬉しいコメントありがとうございます(^_^)！マイペースに更新しているのでだいぶゆっくりですがお付き合いして頂けたら嬉しいです(^o^)！ (2017年5月4日 10時) (レス) id: 06ab7b61c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み＠音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/naruto/
作成日時：2017年4月11日 0時
