HiGH ＆ LOW～THE STORY OF S.W.O.R.D.～ No.2 (ページ28)

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痛みの先ページ28

コブラside

ナオミから話を聞いて俺たちはバイクに乗った。

廃墟になったモールに着くとダンたちと睨み合ってる達磨一家が居る。

日向「来たな。」

ヤマト「日向、お前いつまでこんなことしてるつもりだ。」

日向「復讐が終わるまでだ。」

コブラ「これ以上お前らとケンカするつもりはねぇ。」

日向「あ？！おぃ、そんなんで収まりつくと思ってんのかよ。」

俺とヤマトはバイクから降りる。

日向「このケンカを終わらせたけりゃ、お前らが死ね。」

鷲「潰せー！おるぁ！」

達磨が迫ってくる。

俺たちのすぐ側まで来る寸前で横からチハルが飛び出してきて達磨を止めた。

俺の目の前で殴り合ってる。

チハルたちが相手できなかった奴らをヤマトが止める。

ヤマト「やめろ！！手ぇ出すな！」

俺に迫ってくる奴を止めるヤマト。

俺の頭には、このケンカを止める。

それしか頭にはなかった。

もう無駄な血は流したくない。

後悔したくないんだ。

周りではヤマトやダンたちがケンカしてる。

その中で俺と日向は立ちすくす。

ノボルside

二階堂さんにボコボコされて使われてない工場に居る。

ドサッ

物音に驚き足元を見るとコンビニの袋があった。

二階堂「どうせ何も食ってないんだろ？」

ノボル「二階堂さん。」

二階堂「最後の晩餐だ。」

ノボル「え？」

二階堂「お前はもう家村会には必要ない。」

ノボル「ちょっと待ってください・・・。」

二階堂「残された道は一つ。」

そして目の前に紙に包まれた、ある物が置かれた。

この形は拳銃。

二階堂「最後は自分でケジメ付けろ。」