HiGH ＆ LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 No.2

家村会 ページ16

コブラside

俺がITOKANに居るとチハルとAを連れてヤマト達が帰ってきた。

テッツ「どうにか抗争は免れましたね。」

ダン「そやけど、今度は家村会やで。」

俺たちは奥の椅子で話してる。

Aはカウンターでナオミと話してる。

チハル「すみませんでした。
　 俺のせいで…ケジメは付けるつもりです。俺、山王連合会を辞めます。」

店に入ってきてからずっと俯いてたチハルが話す。

A「チハル、何言ってんの？」

カウンターに座るAが止めに入る。

チハル「俺、ずっと1人で仲間が欲しかったんです。
　 だから皆の仲間に入れてもらえて嬉しかったんです。
　 だから俺は耐えられなかった。皆を騙し続けることが。
　 本当は早くぶちまけたかった。
　 だけど先にあのSDを見られちまって、気づいたら夢中になって走ってた。
　 こんなことになるなんて・・・ホントにすみませんでした。」

チハルが俺たちに頭を下げる。

するとチなるの前にAが立つ。

A「チハル、頭を上げて。」

チハル「はい。」

チハルが頭を上げてAを見る。

バチンッ

ダン「おい！」

コブラ「ダン・・・。」

ダンが止めようとしてたので、そんなダンを止めた。

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