HiGH&LOW【２】 (ページ45)

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① ページ45

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ムゲンと雨宮兄弟

数では圧倒的に有利な俺達だったが、あの二人にはかなわなかった。

彼らとは決着がつかないまま、因縁だけが残った_______ﾂｸﾓ

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ｺﾌﾞﾗ『ちきしょー...
なんでたった二人にやられなきゃなんねーんだよ。
くそー、あの時タックルが綺麗に決まってれば！！』

ﾔﾏﾄ『ブツブツブツブツうるせぇんだよ。』

ｺﾌﾞﾗ『んぁ''？ゴラァ！！』

ﾔﾏﾄ『ふざけんなこの野郎！！てめぇおい！！』

ｺﾌﾞﾗ『あ''ぁん？』

ﾔﾏﾄ『あ''ぁん？なんだよてめぇ！！』

ｺﾌﾞﾗ『ゴラァ！！』

龍也『ゴラァッ！！』

龍也は喧嘩する二人の頭を抱えてぶつけた。

ﾔﾏﾄ『痛っ！！！！！』

ｺﾌﾞﾗ『いってぇー！！！！！』

龍也『あの兄弟に二人で行くバカいるかよ。』

ｺﾌﾞﾗ『あん時察さえ来なきゃ楽勝だったっすよ。』

龍也『いいか？
雨宮兄弟を殺って名をあげようとする奴なんか五万といんだよ。
それにな、一番上の兄貴はもっとつえーぞ。』

琥珀『このままじゃ終わらせねぇ。
雅貴とは決着がつくまで続ける。
ﾌｯw ムゲンは永遠のものにしてやる！』

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～Bar ODAKE～

小竹『また派手にやらかしたんだって～？』

九十九『ママぁ～。半端ねぇわ、雨宮兄弟w』

龍也『そいつら昔格闘技やっててさ。』

小竹『へぇ～。』

九十九『龍也さん。
気づいてるかもしんねぇすけど、琥珀さん最近...』

龍也『あぁ...』

九十九『みんなまとめるために、裏で手荒いこともしてるみたいで...』

龍也『無理もねぇ。ムゲンは大きくなりすぎたんだよ。』

九十九『昔は違いましたよ。
みんな仲間は平等で、ただバイク走らせて...
このままじゃ琥珀さん...』

龍也『お前、大人になったな。
昔琥珀に救われたお前が、いま琥珀を救おうとしてる。
あの頃のお前、手ぇーつけらんなかったもんな。』

小竹『はい。大人になったご褒美。んふふw』

そう言ってママはグラスに酒を注いでくれた。

九十九は少し笑いながらそれを飲んだ。

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