HiGH&LOW【２】 (ページ21)

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～小学生時代～

ﾔﾏﾄ『でさぁ～、家帰ったら何する？』

ｺﾌﾞﾗ『そうだなぁ～、プロレスだろ！！』

ﾔﾏﾄ『いや、ゲームだろ！！』

階段を降りている途中コブラが立ち止まった。

ヤマトはコブラが見つめる先をみる。

ﾔﾏﾄ『あれっ？？』

するとそこには教室に一人でいる男の子の姿があった。

その男の子は、これからかけがえのない存在になるノボルだった。

ｺﾌﾞﾗ『お前、一人で何やってんだよ。』

ﾉﾎﾞﾙ『帰ったって別に、誰もいないから。』

二人はノボルをヤマトの家へ連れて行った。

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ﾔﾏﾄ『来いよ！』

ﾉﾎﾞﾙ『誰もいないのか？』

ﾔﾏﾄ『母ちゃんパチンコ！』

ｺﾌﾞﾗ『俺んちも、夜まで仕事なんだ～！』

ﾉﾎﾞﾙ『じゃあ、お前ら！(( ﾔﾏﾄ『腹減ったなぁ～。』』

ﾔﾏﾄ『先飯食ってからゲームやろうぜ？』

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三人で階段に座り一人1個ずつおにぎりを食べる。

ﾉﾎﾞﾙ『うまい...！！天才的な味だ。』

ﾔﾏﾄ『だろ？』

ﾉﾎﾞﾙ『ううっ ((泣』

ｺﾌﾞﾗ『お前なんで泣いてんだ？』

ﾉﾎﾞﾙ『久しぶりだなぁ...手作りのご飯食べたの。』

泣きながらかぶりつくノボル

ﾉﾎﾞﾙ『すげぇ...うめぇよ。』

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ﾔﾏﾄ『早く来いよノボル！』

ｺﾌﾞﾗ『こっちこっちー！！』

連れてきた場所は工場上の通路だった。

そこからはとても綺麗な夕日や街が見えた。

ﾉﾎﾞﾙ『すげぇ！！綺麗じゃん！！』

ｺﾌﾞﾗ『だろ？これが俺達の街だ！』

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