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無名街
親に捨てられた者・身元を隠す者・行き場を失った者
深い闇を抱えた者達が集まってできた治外法権の街。
その街には､守護神がいる。
一度足を踏み入れたら最後、よそ者は一瞬で狩られる。
無慈悲なる街の亡霊
【RUDE BOYS】
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男『たぁーく、きたねぇ野郎だな。
ここまでして無名街から出たいか！w』
ｵﾊﾞｻﾝ『あんたに言われたくないよ！
鬼邪高出のくせに。』
男『はっはっはっw』
そんな会話を見聞きする近くにいた子供たち
ｵﾊﾞｻﾝ『何見てんだよ！！』
ビビってうつむく子供たち。
その声は静かなこの場には大きく響いた。
男『おいおい、丁寧に扱えよ。』
そのやり取りを上から眺める取り囲むRUDE BOYS
ｵﾊﾞｻﾝ『ﾌｯw』
子供たちをみてニヤッとあざ笑うように笑うとRUDE BOYSは降りてきた。
男の仲間達が反応して声をあげるが後ろからやられる。
ﾋﾟｰ『早くこっちに。』
ピーは子供たちを安全な場所へ移動させた。
ﾀｹｼ『おばさん、俺達家族だよね？なんでこんなこと！！』
ｵﾊﾞｻﾝ『しょ、しょうがないだろ！！
生きるためだよ！！！！！うわっ、あぁ！！』
後ろから取り引きしていた物をシオンに取られ、タケシの手元へ渡る。
ｵﾊﾞｻﾝ『シオン！！おいっ！！』
ｼｵﾝ『ちょっとこっちこい！！』
シオンはおばさんを連れていく。
その様子を見て男は立ち上がるがタケシに押さえ付けられ動けなくなる。
男『お前らがそれを持って何に使う！！』
ｽﾓｰｷｰ『家族のために使う』
男『はぁ？wお前らに家族なんかいないじゃないか。』
ｽﾓｰｷｰ『血の繋がりだけが家族じゃない』
男『ﾌｯw 感情や理想で物事を語るヤツは弱い証拠だ！！』
その言葉にタケシは押さえ付ける力を強めた。
男『いてぇっ...！！』
ｽﾓｰｷｰ『こんな話がある。優秀な奴が夢を描いた。
優秀なだけに夢はどんどん実現し、そいつの周りにはたくさんの人間が集まった。
そして夢が叶った。多くの人に祝福された。
ただそれはそいつの最高の瞬間でしかなかった。
優秀な人間は他にもいる。そして無能な人間もいる。
夢はあったが無能なうえに、夢は叶うことなく平凡な日々を送った。
ずーーーっとだ。』
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美紀 - ハイロー大好きで広斗とコブラとチハルとバーニーとタケシ大好きです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年11月20日 14時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
かちくん(プロフ) - 空手部ですか？？ (2019年9月26日 23時) (レス) id: d5a41cc078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーる | 作成日時：2019年9月15日 1時
