2Dにトリップ!?…なんて非現実なこと…あるわけ…… (ページ1)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:380 hit

1。ページ1

私は(人1)A。

高校生。

好きなもの、乙ゲー。

嫌いなもの、甘い食べ物。

こんな私のいつもは

家に帰って乙ゲーをplayすること。

playなんて発音いい英語使ってるけど、得意じゃない。

まあ、それも気にせず乙ゲーの2D男子を攻略しにかかるが。

『攻略成功!やったね!』

画面にはcompleteの文字。

男子を攻略なんて、現実ではできないこと。

現実でもできても、元が悪い私には到底ムリ。

ああ……顔だけでも整ってればなあ……

今頃、イケメンな彼氏でも作ってたのにな…。

私は、そんなことを考えながら、

飲んでいたコーラを飲んでしまおうと

口に含んだその時。

「ブフゥッ!!??」←

……吐いた。

見事に吐いた。

ん?なんで吐いたかって?

だってホラ…

私の生きがいは、2D男子を攻略することだよ?

口癖が

『私に攻略できない2D男子はいない!!!!!』

……なんだよ???

これからも攻略していくさ! (ええ顔

なのに、さ。

『攻略できる男子がいません』

とは!?

何、これまで沢山の2D男子を

攻略してきた私だが。

最初にplayするときに、どのくらいの人数を

攻略することができるかは

把握していたつもりなんだけどな。

最初にいた人数が11人でしょー

攻略したのが10人でしょー

……ってことはー、

11－10ってことでー、

1、でしょ…。

なんで誰もいないわけ…?

よ、よし。
(人3)と(人5)に相談しよう

そうだ。そうしよう。

…

『…もしもし』

「もしもし、(人3)…あのー…」

『攻略の相談なら受けないよ』

「そうじゃないんだよ。いないの。
攻略するはずの後1人が。」

そして数分後………

『じゃ、A
せいぜい頑張れよ!
(人5)には俺から言っとくから。』

「ありがとう…。
じゃあね……」

……相談した結果、

『きっと今の時間帯はネットワークが混雑しているんだと思うから、寝たら戻ってるんじゃね?』

だ。

では、私は寝ます(*^^*)

「おやすみー」

まだ少し冷たい布団に潜り込みながら、

私は明日、すべて戻っていることを願った。