【FGO】魔眼少女達のレイシフト先はヒーロー科でした【ヒロアカ】 (ページ9)

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7話ページ9

｢凄かったね、浅上さん達。｣
｢目で追えませんでしたわ。｣
｢あれは死地をくぐりぬけた戦士の戦いだ。｣

皆驚いた様子で感想を言う
確かにそうだ
彼女たちのあの戦い
実際何があったのか分からなかった

｢どうしたの緑谷ちゃん。顔が怖いわ。｣
｢えっ?!あ、あす…梅雨ちゃん。
えっと…その、両儀さん達の個性について考えてて。なんか違和感があるというか…。｣
｢違和感？｣
｢うん。2人の個性は魔眼だって言ってたよね。それにしては…｣

｢“動きが速すぎる”だな。緑谷。｣
｢轟君！｣

オールマイトと同じか、それ以上の動き。
歪曲の魔眼と直死の魔眼だけでは
出せない力と思う
｢あの二人、先生のことマスターとか言ってたし、なんかあるんじゃねぇか。｣

｢なんだ？オレたちの話か？いいぜ、質問にはきっちり答えてやるよ。｣

｢両儀さん?!い、いつの間に戻ってきたの？｣
｢それは秘密って事で。で？質問はそれだけか？｣
彼女の言葉にハッとする。
｢えっと…その、こ、個性って魔眼だけなの？さっきの戦闘を考えると魔眼だけでは考えられないというか、速すぎて分からなかったというか…｣
ああそんなことか、と彼女は笑った
｢個性のオマケみたいなやつさ。オレも浅上も少し特殊でね。｣
｢ならどうして相澤先生のことをマスターと呼ぶんだ？｣
｢秘密さ。少し特殊だって言っただろ？オレ達は。｣

不敵に笑う両儀さんが
僕たちと同じ学生には見えなかった

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緑谷視点は難しい