5話 ページ7
USJにヴィランが襲撃してきて2日。
雄英高校は通常通り授業を再開した。
｢おはよう。｣
『相澤先生復帰はえぇ！』
全身包帯だらけの相澤を見て生徒は皆つっこんでいた。
｢俺の安否はどうでもいい。何よりまだ戦いは終わってねぇ。｣
皆息をのむ。
｢その前に転入生が2人来ている。まずはそいつらの紹介からだ。｣
｢転入生！女子っすか？｣
｢巨乳？｣
｢峰田は黙れ｣
｢入ってこい。｣
するとUSJで会った2人が入ってきた。
｢あのときの……｣
｢遅いぞ“マスター”。俺は両儀式。よろしく頼む。｣
｢私は浅上藤乃と申します。よろしくお願いしますね。｣
2人は緑谷達と出会ったときと同じ服を着ていた。
｢質問があるなら今のうちにしとけ。俺は寝る。｣
｢ったく、“マスター”は人使いが荒いねぇ。｣
｢おい、マスターってなんだ？あ、俺は切島鋭児郎！よろしくな！｣
｢そのままの意味ですよ。式さんが混乱させてしまってすみません。｣
｢はい！私は麗日お茶子！2人の個性って何？｣
｢俺は直死の魔眼だ。生死を問わず“活きている”ものの死の要因を見れるのさ。それを切れば殺せるってやつ。｣
｢私は歪曲の魔眼といって簡単にいえばものを捻ることができるんです。｣
｢強い個性だね！｣
｢お前らも凄いんじゃないのか？｣
｢はい！飯田天哉です。よろしく！君達は制服は着ないのか？｣
｢昨日来たばかりなんです。それにいつ戻れるかもわからないので。｣
｢ま、家の事情ってやつ。｣
｢なるほど。ありがとう！｣
｢終わったか？｣
｢人任せにして勝手に寝るなよ“マスター”。｣
｢うるさい。次の体育は2人の実力をみる。そのままの格好で良いから全員グラウンドに来いよ。じゃあ解散｣
｢…行ってしまいましたね。｣
｢八百万百と申します。両儀さん、浅上さん、よろしければグラウンドまで案内致しますわ。｣
｢じゃあよろしく。｣
｢ありがとうございます。｣
────2騎のサーヴァントの高校生活は、かくしてはじまったのだった────────
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かほ - とても面白いです。無理をせず、頑張って下さい。 (2019年7月28日 16時) (
レス) id: 65b49d261d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：★璃桜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/247/
作成日時：2018年8月21日 18時
