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宴もたけうま？の1歩手前くらい。
こーちと慎太郎があれやこれやと飲ませるもんだから、段々と楽しくなってきた。
「ちょっとトイレー」
椅子から立ち上がれば少しふらつく。
「おい、大丈夫か？」
「へへ、大丈夫大丈夫」
左手をひらひらさせれば、俺ついて行こうか？なんてこーちが言う。
「へーきだよ」
この店はテーブル間が狭いため、ほかの客席にぶつからないように注意しながらトイレまで進む。
男子トイレに入れば、まず初めに鏡を見た。
「まだ大丈夫だ」
顔は赤くないからね。
無事、用を足して引き戸を開けて出ようとすれば、無駄にでかい俺の身長が有り余って、ドア枠におでこをぶつけた。
「あだっ」
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作者名：もち粉 | 作成日時：2022年2月13日 10時
