こんにちは、兵庫水軍さん 〔RKRN〕

7話 ページ8

あの女の子とお頭は知り合いなのだろうか。

お頭が女と縁があるとは思えないんだけど…

ヤベ、心を読んだようにお頭が殺意の篭った目でみてきた
　


目の前に居る此の女は何故崖から落ちたのか。

それ以前に急に叫び急に黙り込む、百面相をしている理由を教えてほしい



　

『あの、此処には女居ないんですか。』



恐る恐る訪ねてくる。が、人探しでもしているのかと最初は思ったのだが普通なら性別ではなく、名前を出す筈

ならば何故聞く？



然しお頭のみ話が通じたらしく、呆れ半分で応答する


「……まだ其の性格治っていなかったのか」


お頭は何を言っているのだろうか。

性格？


話の通じない俺達には何の事かさっぱり分からなかった。



「此処に女は居ない」


『帰る』


即答だった。
事前に打ち合わせでもしていたかのように即答だった。


「否、一寸待て」

　
『私の中に待てと言う概念が有るとでも？』

　
「犬の様に躾をしろと！？」

　
　
　
お頭が窘めるも必死で帰ろうとしている。
　
…此の二人はコントでもやっているのかな。
　
　
　


『抑(そもそも)女と言う名の天使が居ないと私は此処に居る意味がない。

助けてくださったのは心から感謝している。有難う
　
第三共栄丸さんも私が此の性格だって分かってるじゃないですか。てことで


帰る』






……話についていけないんだが


　
　


重side終

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