29話 ページ29
sideなし。
in忍術学園
とある一室、学級委員長委員会会議中ー。
尾「…………」
鉢「………」
彦「…………」
庄「…………」
無言の中口を開いたのは尾浜だった。
尾「 A先輩元気かなぁ……」
彼、いや彼らの顔には上級生が居なくて困っている委員会の手伝いにおわれ、
隈ができている。
鉢「あの先輩たしか、暗殺者だったよな。」
庄「…！その先輩のことなんですが、僕一度先輩から、『私がいなくなったら学園長先生に“黒百合”と聞いてごらん？』と言われたことがいありまして……」
彦「黒百合なんて初めて聞いた…」
学級委員長委員会は学園長に聞くことにした。
鉢「失礼します。」
学「おぉ、学級委員長委員会か。どうしたんじゃ？」
尾「 A先輩のことで聞きたいことがありまして。」
尾浜が言うと少し学園長は目を見開いた。
学「はて、聞きたいこととは？」
彦「学園長先生は“黒百合”についてご存知ですね？」
すると学園長は悲しい顔をして
学「黒百合というのは実に優秀な暗殺者のことじゃ。
今までに任務を失敗したことはないと言われている、プロ忍の中では最も恐れられている暗殺者じゃ。
そして、その黒百合というのがAのことじゃ。」
学級委員長委員会は納得した。
「「(だからこんなにも厨二臭いのか)」」
学「そうじゃな、あいつは人質に“いい子にしてろ。騒げば殺す”や、
ピースをすれば“お前の命はあと2秒”などなんとも物騒なことを言うやつじゃった。」
尾「でも、普段の先輩からの様子では想像出来ませんけど…」
学「あの子が変わったのは紛れでもないお主らのおかげじゃ。」
庄「僕たちの……？」
学「あの子は毎日のようにわしのところへ来てな、マシンガントークで学級委員長委員会のことを言ってくるんじゃ。
その時の表情は普段よりもいきいきとしていてな。お主たちが天女のことで Aの見方になったときなんか泣いておったぞ。」
尾「そんな、ことが。」
学「そうじゃ、今からでもいい。あいつに伝言をたのむ。………………………………と。」
彦「そんな！そうしたら、先輩は先輩は！いままでは仲間思いで攻撃もしなかったのに！」
鉢「奴ら瞬く暇もなく殺されますよ」
学「しかたのないことじゃ。たのむ。」
学級委員長委員会「「………御意」」
彼らは兵庫水軍の海へと向かった。
30話→←28話※シリアス入るよ！ 作者「シリアル美味しいですよn（（殴」
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ちかぱ - 作者さん、ずっと気になっていたのですがお話の22話から25話がないのですが書き忘れですか？ (2020年7月24日 23時) (
レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - そうなんですよwクラスの男子が毎日のように言うもんですから、笑っちゃうんです← 応援ありがとうございますね！ (2017年12月25日 19時) (レス) id: 6375181b00 (このIDを非表示/違反報告)
花合戦 - 彼岸花さん» ほんとですかw続編も頑張って下さいね！！ (2017年12月25日 19時) (レス) id: c0a3399e19 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 花合戦さん» ありがとうございます！素敵という言葉はもったいないぐらいです！私もにやけながら作っておりましたwあの、誠に恐縮なんですが、やりますねぇと言われますと野獣先輩を思い出しましたね…w (2017年12月24日 19時) (レス) id: 6375181b00 (このIDを非表示/違反報告)
花合戦 - 最高でした。（正直にやけがw）舳丸の求婚の仕方、やりますねぇ！兄貴らしさを感じました！そして重が可愛いです！！！素敵なお話をありがとうございます！ (2017年12月20日 19時) (レス) id: c0a3399e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 （彼岸花） x他1人 | 作成日時：2017年12月11日 23時
