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『ねぇ、クィリナス。』
Aは突然クィレルをファーストネームで呼んだ。
『あなた、確かに闇の魔術については詳しくてよく調べて、研究してた。吃りをからかわれて悔しくてよく勉強してた。正直、あなたが卒業後にマグル学の教授になった時はホッとしたわ。』
Aは近くの岩に腰掛ける。
風が吹いて少しだけ髪がなびいた。
『なのに休養に入って、戻ってきたら闇の魔力を漂わせてるんだから驚いた。』
Aは少し残念そうに言う。
「…A……」
『でもね、クィリナス。戻ることは出来る。あなた次第で、』
「無理だ！私はあのお方に逆らうことなど出来ない！」
突然クィレルが叫ぶ。
『クィリナス！』
「あのお方の娘だろうが私の恩人だろうが関係ない！私に口出しをするな！」
クィレルはハァハァ、と肩で息をしながら睨むとAはショックを受けたような顔をしていた。
『いいでしょう。あなたがそのつもりなら 私はそれに対抗するまで。』
そしてAは一息つくと決心した顔でクィレルを見た。
『…ヴォルデモート。』
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ドナ(プロフ) - ぽんさん» すみません、新作のフラグとはなんのことか教えていただいてもよろしいですか？ (2020年12月6日 22時) (
レス) id: 0e6901895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドナ | 作成日時：2020年12月4日 16時
