彼岸花のをとめ ページ5
Ｓｉｄｅ乱藤四郎
今ボクの少し後ろを歩いている彼女の名前は、
華蝕Aというらしい。
陶器のように白い肌、長いまつ毛にふちどられた真紅の瞳に
つやつやの黒髪・・・・・
彼女のどこを見ても宝石みたいにきらきらしている。
「・・・み・・・さ・・・・・乱さん？どうかなされましたか？」
いけない、無意識に彼女のことを見つめすぎていたようだ。
乱「ううん！なーんでもないよ！
そろそろ君を案内するように言われている離れにつくからね！」
あぶないあぶない・・・・。
ちょっとはずかしかったな・・・。
いろいろなことを考えていると、あるじさんが言っていた離れについた。
・・・・・あるじさんの部屋よりは、豪華さに欠けるけど。
乱「じゃあボクはここで。夕餉の時間になったら呼びに来るから
なにかあったらボクに行ってね！」
「はい。乱さん、ありがとうございました。」
・・・そういえば。
乱「・・・・見習いさんの名前って華蝕Aさんっていうんだよね・・・・？
もしかしてそれ・・・・・真名？」
彼女の美しさに忘れ去られていた最大の疑問を投げかける。
すると彼女はきれいな笑みを浮かべて_____________________________
「ええ、そうですよ。」
まるでそれが当たり前だとでも言わんばかりの様子だった。
乱「・・・・・・ボクたち付喪神に真名を教えたらどうなるか、
わかってていってんの？」
あくまで冷静に返す。
「ええ、承知の上です。だって・・・・・・
あなた達刀剣男士は私たちが戦わせているのに、あなた達に
支配する権限がないなんて、あまりに不公平でしょう？」
・・・・・・・負けた。
彼女はボクがはかりきれるほどの人間じゃないんだ。
・・・女神様、ボクたちを、どうか救ってください＿＿＿＿＿＿＿＿＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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千影(プロフ) - 好きです。もっともっと見たいです。この小説 (2020年8月26日 13時) (
レス) id: 5f26a6ba4f (このIDを非表示/違反報告)
朔間あんじゅ(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！そうですよね笑誤字ごめんなさい！ (2018年3月15日 13時) (レス) id: 524008a0eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - あの、間違えだったらごめんなさい！もしかして、はじめの方の話で担当に暴力を振るってるんじゃなくて短刀にじゃないですか？ (2018年1月4日 2時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
朔間あんじゅ(プロフ) - 黒コマ先生さん» ありがとうございます！コメントくださると本当に励みになります！がんばります！ (2017年12月23日 20時) (レス) id: 524008a0eb (このIDを非表示/違反報告)
朔間あんじゅ(プロフ) - 子ねこさん» ありがとうございます♪ (2017年12月23日 19時) (レス) id: 524008a0eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔間あんじゅ | 作成日時：2016年11月10日 17時
