太陽さん家の日常

. ページ34

大「え、分からん。理解でけへん」



智「俺と大毅は妖精の時から仲良しやったん？」



「うん、すっごく。妖精の時は大毅くんがお兄ちゃんでね？可愛かったよ」



智「俺らはどのタイミングで人間になるの？」



照「俺がAにプロポーズした時にな、ともが淳太くんを呼べ〜言うねん。だから呼んだら、あと3日で消えるって言われてほんまにショックやったなぁ」



「その時のともくんはオムライスが大好きで、最後のご飯はオムライスだったね」



照「うん。ちなみに妖精の大毅は人間となって産まれたともに会ってるんやで」


淳「あ、せやな。病室行ったわ」


大「え？！そうなん？！」


「来てくれたよ笑 あ、写真あるかも」



探してみるとやっぱりその写真はあった


不安そうな顔でともを抱っこする淳太くんとにこにこでともを見つめる大毅くん



大「うわぁ、すげえ何これ。おとんの顔オモロ！爆笑」



淳「うっさいわ笑 ホンマに不安やってんもん笑」



その写真を見てみんなで笑ってたらともが口を開いた





智「おとん、おかん。俺がさ、昔鹿児島で草と花あげたやん？あれってなんか関係してるん？」



「うん、妖精の時に全く同じことあったんだ。そこで照史と、またいつかここ来ようって約束してたの」



照「ほんまに泣きそうやったやあれ。妖精の時のともが見えたし」



智「そうやったんや…。だからこの話聞いた時何となく納得した笑」



智に少しでも記憶があって何だかとっても温かい気持ちになった

.→←なんと2人は妖精でした

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す